屋久島ボンボンポイ
拝啓 昨日からの強風は終夜続き、フェリーに加えて高速船も欠航。 フェリー2でご帰郷予定のお客様は前日から延泊を決めていらっしゃったので、今朝は遅起き。 今日は通院の長い1日となるので原までひとっ走りし、 「つむコロキッチン」さんの「チャーシュ…
拝啓 いきなり核心の写真。 秋田のリンゴ「紅の夢」とクルミとカボチャの種が入った、 永久保の雪苔屋さんの「りんごキャラメルケーキ」。 リンゴの程よい酸味、クルミの香り、カボチャの種の歯ざわり、そしてケーキのしっとりした触感が心地よいアンサンブ…
拝啓 木枯らしの後は小春日和のような屋久島。 そんな初冬の長~~~い一日の始まりは、 青空の元、昼前に出かけた永久保の「くらしの店ながくぼ」さん。 閉店に伴い、食料品や洗剤などを除く全品半額セール中。 屋久島とご縁をもって15年以上になりますが、…
拝啓 そもそも好きな果物の五本の指には入らぬリンゴ。 ですがひとたび、 たっぷりバターとレモン果汁、シナモンとラム酒を加えてオーブンで焼き上げた焼きリンゴは別格。 香りを嗅ぐだけで、何十年も前の晩秋のダイニングテーブルの記憶が蘇ります。 それは…
拝啓 立冬も過ぎ、日の出の時刻は日々遅く。 先日奇妙な夢で目が覚めた夜明け前。 雲間から三日月の細い残月が。 刻一刻と広がる朝焼けを眺めつつ、 海から登る日の出を拝めるのは冬至前だろうと思っていたその刹那、 あけまして、今日。 そんな11月初旬のと…
拝啓 今年も「屋久島夢祭り」が11月4日夕刻に開催。 2014年に初開催。地元住民が屋久島の歴史に想いを馳せ、また未来への夢や願いを込めて灯籠を灯すイベント。 祭りの会場の中心は、 島の屋久杉を商品化して経済基盤を作った泊如竹を祀る「如竹廟」。 屋久…
拝啓 この六角形のリンゴに恋焦がれておりました。 県道を西へとひた走り、 コスモス畑の角を海へと下り、 開店と同時にSong Linesさんに入店。 しかし、片思いの恋につきものの悲しいすれ違い。 出会いは叶いませんでした。 が、 そこには思いがけない紅玉…
拝啓 世間の若い衆にとって10月末はハロウィン。 屋久島空港滑走路脇の mori cafeではハロウィン パーティ。 開店直後から大盛況。 「シナモンアップルサンデー下さいな」と声を掛ければ、 屋久島のMaya Miki こと Moricafe Maikoが 「首を洗って待ってな!!…
拝啓 庭中でさんざめいていた鈴虫の声が次第にか細くなった十月中旬。 何やら鉛のようなだるさがズズンと肩にかかって沈み込む、 そんな時に元気を分けてくれるのが六角堂の絵本たち。 今日のお薦めは、 「アップルパイはどこいった?」 バレリー・ゴルバチ…
拝啓 10月24日、霜降の朝。 芙蓉は満開、 季節を問わぬ紫陽花と秋の代表山茶花が咲き競い、 吊った自家生バナナが崩落した六角堂。 コテージ海をチェックアウトされるお客様を、 キーマホットサンドと落ちたバナナのラッシーでお見送り。 そんな秋深まる屋久…
拝啓 日毎深まり行く屋久島の秋。 秋の果物と言えば「柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺」と言う訳で代表は柿。 しかし屋久島で、たわわに柿がなっている風景を見た記憶がありません。 六角堂の庭に今なっている実はレモンのみ。 今日、楠川の茶屋「じょんこう」で…
拝啓 いつもは宮之浦の「中島たたみ店」横でkitchen car営業をされているTrip curryさんが、安房の八重岳食堂二階にある「檸檬」さんで三日間の間借りカフェをされていると知り、いそいそと。 一日目には「タンドリーチキン風チキンカレー」と 焼きいもキャ…
拝啓 六角堂の庭ではブルーベリーの愛らしい花が鈴なりに。 春はグイグイ歩みを進めております。 そんな島で季節の風味を味わえるお店がそこここに。 まずご案内するのは小瀬田(長峯)のSAMS下、 シリウス×山cafeの「かからん団子のまる釜セット」。 3分待…
拝啓 「2022年を振り返る屋久島の飲食店-さようならとこんにちは 2022」の第3弾は…… 島のスイーツをご案内する「屋久島ボンボンポイ」の一番目の記事と、 二番目の記事と連続でご案内させていただいたお店。 2018年の8月にプレオープンされて以来、島内外を…
拝啓 夜7時前、尾之間のAコープに買い物に出掛けると、 交差点の角に今年もイルミネーションが。 島の南部のいくつかの集落では、クリスマスや年末年始に向けて明かりを灯す習慣がいつごろからか。 それを見ると自然に、「ああもう今年も終わりだな」と感慨…
拝啓 2022年の元旦、寅年にちなんでヒラノラップスさんに伺ったことは、 「2021往く年2022来る年 キジトラも願う屋久島の新たな夜明け」でご紹介。 新春限定メニューの中からチョイスしたのはスープ餃子とぜんざい。 モッチリしたスープ餃子の触感やスープの…
拝啓 週明けから天候が回復し、穏やかな小春日和となった屋久島。 何やらホッと一息。 さて、 先週末、3か月振りに再開された湯泊の珈琲はまゆさんに伺うと……大繁盛。 多くの島民が再開を待ち望まれていたご様子。 ラストオーダー間際で、ママさんが天手古舞…
拝啓 秋の屋久島、飲食店新規出店案内第4弾は…… Yakushima Plant-based Cafe & Act【ne-】さん。 10月始めにプレオープンして、30日㊏はプレオープン最終日。 11時の開店時間ピッタリに伺うと、 開店準備中。 お店が整うまで、しばし散策。 屋久島町立の屋久…
拝啓 2021年秋の屋久島新店紹介第2弾は…… 楠川のラーメンたぶ川跡に誕生したART&COFFEE SUN SUN YAKUSHIMAさん。屋久島在住のアーティストの作品を中心に展示販売するギャラリーカフェ。 まずは、駐車場脇に祭られた水神・地神さんに一礼して入店。 扉を開け…
拝啓 9月23日秋分の日はお彼岸の中日。 お彼岸は春分・秋分を中日とし、 前後各3日を合わせた各7日間(1年で計14日間)。 中日に先祖に感謝し、 残る6日は、 悟りの境地に達するのに必要な6つの徳目「六波羅蜜」を1日に1つずつ修める日とされている特別な日…
拝啓 4月29日に新規オープンされた楠川の二軒のカフェ。 その一軒は前回のブログでご案内いたしました。 今回は楠川と椨川の境目、かつて「マルヤカフェ」さんがあった場所に増改築して新規オープンされた「DRIFT WOOD Cafe HI7TA(ひなた)」さんの探訪記。…
拝啓 昨日の大雨の後、3月29日の夜空には朧月夜。 何やら薄ぼんやりとしているのは中国から飛来した黄砂のせいか。 春霞と呼ばれるものの一部は黄砂によるものとも。 源氏物語の登場人物の一人、朧月夜は桐壺帝の右大臣の六番目の娘、六の君。 その名は大江…
拝啓 毎年、島の緑が芽吹き始めると、島のあちこちで新しいお店が産声を。 今年も安房川のほとりでまた一つ。 店名はCAPではなく……「BOSSA」。 ※ 聞けば、お店の看板がまだできていないとのことので、勝手に画像を加工。 扉を開ければ、ほほう 天井の感じと…
拝啓 多くの島民や観光のお客様に愛された原の「木村珈琲」さんが、 惜しまれつつ閉店されたのは昨年12月。 それから三か月、いつか新しいお店ができると信じて待っておりましたが、 本日3月18日、「OPEN」の看板を発見。 立て看板には「VEGAN SWEETS SHOP」…
拝啓 島のほとんどの飲食店が正月休みの最中、 お正月メニューで元旦から営業されたお店を三店ご案内。 その1. 島cafeラ♡モンステラさん 空港近く長峰のモーニング専門店 ラ♡モンステラさんでは 1日と2日のみ「お正月プレート」をご提供。 プレートにはお節…
拝啓 前回でスイーツ特集『屋久島ボンボンポイ』は2020年最終回のはずでしたが、こんなにおいしい話があることお知らせせずには済まされぬと、+1回。 それは、このコロナ第三波に凍える島で、小島のひまわり畑以上の季節外れ 今なお「島民離島カード割」が…
拝啓 先日、島のスイーツ巡り「屋久島ボンボンポイ」をしばらく休止するお知らせをいたしましたが、 平内のナーユーカフェさんがnaa yuu cafe | Facebookで、 12月13日(日)が今年最後の営業、 しかも、「ガトータタン マスカルポーネホイップクリーム添え」…
拝啓 屋久島のスイーツ巡り「屋久島ボンボンポイ」も気付かぬ間に53+2=55回 今年の年始には『第1回 屋久島カフェ巡り 2020』が行われたこともあり、 1年間で33回のご案内をさせて頂きました。 ここらでこのシリーズも一区切りさせようと訪れたのは、 来週12…
拝啓 今からちょうど一年前、湯泊の「珈琲 はまゆ」さんで頂いたのが「紅玉りんごのタルトタタン」と「紅の夢りんごタルト」。 「紅の夢」と再び出会える日を待ち侘びておりましたが、 遂に願いを達成できるとあって、六角堂を昼過ぎに発信。 その道すがら、…
拝啓 今年最後の三連休最終日。 朝4時半過ぎ、コテージにご滞在のお客様を登山バスの乗り場までお送りすると、 屋久島自然館の駐車場には結構な数のレンタカー。登山バスも路上に何台も待機。 荒川登山バス運行状況さん (@yakusansharyou) / Twitterによれば…