拝啓
週明けから天候が回復し、穏やかな小春日和となった屋久島。
何やらホッと一息。
さて、
先週末、3か月振りに再開された湯泊の珈琲はまゆさんに伺うと……大繁盛。
多くの島民が再開を待ち望まれていたご様子。
ラストオーダー間際で、ママさんが天手古舞子さんになっている中、
何を頂けるか伺えば、
キャロットケーキとりんごの薄焼きガレットが残り一つだと。
迷うことなくりんごガレットと深煎り珈琲を頂くことに。
カリモチっとした表面の香ばしさと、
リンゴの甘味、
ナッツの触感のコンビネーションが絶妙。
いつも以上に深煎りだった珈琲との相性も佳し。
さすがに息の合ったお二人の作品でした。
で、翌日。
一週間臨時休業されていた永久保の雪苔屋さんへ。
この季節定番の紅玉リンゴのケーキを頂きました。
スポンジのしっとりとした質感とりんごの柔らかすぎない舌触り、歯触りが佳し。
「端っこ」が好きなことをちゃんと覚えていて下さった気遣いに、
心和みました。
で、
こうなればと今日伺ったのが原のノマドカフェさん。
今年もちゃんとりんごいっぱいのケーキが待っていてくれました。
アールグレーのお茶と一緒に頂けば、
ケーキのフルーティーさが引き立ってなおのこと佳し。
三店とも、まだ離島カード割引が利用できました。
で、
なんでまたリンゴケーキ巡りだったのかと言えば、
焼きリンゴが大好きと言うこともありますが、
想い起せば1年前、
コロナ禍第○波かが落ち着きかけてGOTOトラベルが再開された昨年の10月下旬、
このブログでは「リンゴ可愛や」全12回シリーズを掲載しておりました。
こんなんでした。
ところがその後、
あれよあれよという間に新型コロナウイルスは進化して、変異株が次々と。
そして、総理大臣が一年もったか持たないかの間に交代し、
総選挙が行われて国政に変革が起こるのかと思いきや…………
そして今、
11月に入ってコロナ禍第5波が落ち着きを見せ、
観光業界は一刻も早いGOTOトラベルの再開を政府に要望しているようですが、
年始以降に第6波の到来は確実とも。
教訓を活かしてこその知恵ある社会。
過去を振り返ることの意味を噛み締めたいと思っての、
リンゴケーキ巡りでした。
その一方、
想い起せば三年前。
コロナ禍など思いも及ばなかった冬。
六角堂ちんたらcafeではSweet apple Chapati をお楽しみ頂いておりました。
12月からの営業再開、
来るクリスマスシーズンに向けて、
少しばかりの工夫も加えてみたいと。
詳細は追ってご案内申し上げます。
どうぞ皆様、くれぐれもご自愛くださいませ。
敬具