Space & Spice Lab
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六角堂からのお知らせ
4月21日から予定しておりました次回カフェ営業、諸般の事情により4月末以降まで延期させて頂きます。
お問い合わせ下さっていたお客様にはご迷惑をお掛けし、誠に申し訳ございません。
以下、言い訳にもならない顛末を。
前回のブログ記事「屋久島の春 遅々として進まぬCafe準備トコトコ進む輪廻促進計画 」でご紹介した一日100g減量計画。
その後も順調に進み、
一日平均100gの予定が178gのハイペースに浮かれている者にはちゃんと落とし穴、伏兵が待っておりました。
16日のウォーキングの後、管理人さんが代わったと聞く尾之間温泉へ汗を流しに。
熱いお湯にザザっと浸かり、最後にシャワーを浴びていると……
頭クラクラ足カクカク。
こりゃのぼせたかなっとフラフラしながら体をふいて服を着て、しばらく休憩スペースで落ち着かせて帰宅。
六角堂に戻って手首に血圧計を巻くと……
上が80、下が54の計測史上人生最低血圧。
10年ほど前から高血圧で処方されている降圧剤を飲んでいるのですが今年になってから血圧測る習慣もなくなっていて、体重を二か月半で13㎏程落している間に血圧も下がっていたことに気付かなかった間抜け。
その晩から降圧剤の服用は中止。
その翌日、
食に少しばかり変化が必要かと、コメムギイモ生活で避けていた天麩羅(衣が小麦)+蕎麦(つなぎに小麦)=「天ざる」を栗生の蕎麦屋松竹さんで頂き、
尾之間のサロン湯の峰さんでケーキ入り「ゆのみねパフェ」を賞味。
お腹パンパンになって六角堂に戻り、当日から6泊のお客様のお迎え仕上げ作業。
コテージの床を四つん這いになって丁寧にフローリングシートで拭き上げていると……
突然、キーンと耳鳴りがし、ヤバいと思った瞬間視界が白くなり、
体重が掛かっていた両の腕の力が抜けてガクリと失神。
気付けば額を床に打ち付け右手首をグネってひしゃげた亀状態。
数十秒?間身動きできませんでしたが、しばらくすると頭もスッキリしたので残りの作業を済ませ、母屋に戻って血圧測定。
上が97で下が64。脈拍は47いつも通りの徐脈で動悸はなし。
ただ、額はたんこぶと擦り傷でヒリヒリズキズキ。
手首と手の甲は痣になってズッキンズキン。
とりあえず冷水で冷やして様子を見ることにして、お客様のお出迎え。
就寝前に腕に巻く血圧計で再測定すると90/57。
このままではCafeの営業は難しいかもと、
翌日は完全休養日に。
龍鳳さんで酢豚と八宝菜を平らげ、
Kiinaさんのパパッパパフェで元気を頂いたのですが……
その翌日の今朝、朝から晴れ渡ったデッキに立って海を眺めつつストレッチ。手首の痛みもマシになってきたので垣根の剪定を思い立ち、
軍手をはめ、新しく買ったばかりの日の丸印強力刈込鋏でチョッキチョッキチョッキンな。
小一時間作業をしてベンチに座り、植木屋気取りで紫煙をくゆらせながら出来具合を眺めると、気になるところが数か所。
チョチョイと仕上げをしようと軍手をはめずに剪定鋏を手に取り、
足場の悪いところでチョッキンした瞬間……
軽くクラっと眩暈がして、気付けば左手から鮮血が。
バランスとろうとして開いた刃先に手が掛かり、スッパリ切ってしまいました。
医者にかかるほどではありませんが、結構深めの傷で3日以内に完治しそうもありません。
軍手をせずに鋏を握ったとき、頭の隅でぼんやりと「こういう時にケガするもんやで」と意識した通りの結果に。
歳を重ねるとそれなりの経験(=失敗)も重ねるので、どういうときに失敗するかは予測できるようになるのですが、予測通りに失敗してしまう愚かさが人間の性。
また、何か一つに集中するほど、思いもよらぬ出来事に遭遇する機会も増えるもの。
今回はそのダブルの事件となりました。
と言う訳で……
今週末からのカフェ営業は断念。
今日一日は、
お昼ご飯はnaa yuu カフェさんでご飯抜きプレートランチを頂き、
サロン湯の峰さんでタンカン(寒天ゼリー入り)フロートを楽しみ、
夜はフライパン一つでできるサバ料理(サバでなければ豚肉か豆腐)とお決まりの塩昆布+乾燥わかめ+とろろ昆布のお吸い物を。
血圧も少しばかり戻って一安心。
ご迷惑をお掛けいたしますが、なにとぞご容赦くださいませ。
敬具