屋久島の生き物
拝啓 はや四月も一週を過ぎようとしている屋久島。 島の林道ではヤクシマアジサイが花開き始め、 ポンカン畑やタンカン畑からは爽やかかつ濃厚な甘い香りが漂い、 藪の鶯ケキョケキョホケッキョ、田んぼの蛙はゲロゲコゲロゲコ、夜の草むらからは虫の音がジ…
拝啓 2023年12月22日、冬至の朝。 折からの寒波で、朝ごはんの時間になってもベッドから出ない接客担当従業員。 12月になって実を付け始めたバナナの成り具合を点検しつつコテージの掃除に。 10時過ぎ、徳洲会病院へクビツリハビリに向かう途中、春牧で虹発…
拝啓 全国的に冬型の気圧配置となった昨日から、 屋久島の物流の要「フェリー屋久島2」は二日連続荒天のため欠航。 飛行機でご来島のお客様も着陸時に飛行機が風に煽られてヒヤッとされたご様子。 そんな寒波が到来した六角堂の庭では、 冬を越すための様々…
拝啓 六角堂のモクマオウの先端で、 パートナーを求めつつ縄張りを主張して囀るヤマガラ。 沢沿いの樹々は緑のグラデーション。 庭のあちこちにツルバラやらなんやらかんやら、初夏の花が咲き始めております。 それをのんびり眺める間もなく庭仕事。 この日…
拝啓 島の南部の県道沿の其処此処で、寒緋桜が目を和ませてくれております。 中でも車を止めて写真を撮っていらっしゃる方が多いのは、 平野の慶照院さんの延命地蔵さんを取り巻く桜並木。 慶 照 院 (webnode.jp) お地蔵さんに手を合わせる方は少ないようで…
拝啓 屋久島南部の小島集落。 県道からシドッチ記念カソリック教会に向かう道路の西側にはコスモス畑。 コスモス(cosmos)の名はギリシャ語のコスモス=秩序・調和・美しいが由来。 沈みゆく夕陽を浴びて燃え立つようなコスモスを見ていると、「世界の調和…
拝啓 降り続ける雨に、 六角堂の紫陽花も色づき始め、 空から島を見下ろせば、 前線がしっかり掛かって、もう梅雨入りしたかのよう。 県道際の其処此処で雨に濡れながら咲き乱れる野生の白百合を見ていると…… 「パフェが食べたい!」衝動にかられます。 で、…
拝啓 彼岸の入りの屋久島は大荒れの天気でフェリーのみならず、午前中の飛行機も欠航。 午後は一転、初夏の陽気に。 六角堂の庭のブルーベリーが次々と開き、 ローズマリーもゆらゆら揺れて スミレ?もにょきにょき。 名を知らぬ黄色い花もすくすく。 名前を…
Space & Spice Lab 六角堂からのお知らせ 桃の節句の3月3日。 ちんたらBookCafeにもお雛様をお飾りして、 今週の営業を準備しておりましたが、 諸般の事情により延期に。 誠に申し訳ございません。 次回営業は再来週の後半、16日以降を予定しております。 …
拝啓 穏やかに晴れた週末の屋久島。 千尋(センピロ)の滝の桜(たぶん暖流桜)はどんな具合かしらんと、 六角堂から15分、車を走らせ訪ねてみれば…… 見頃な八分咲き。 チッチピッピの鳴き声にズームすれば、 メジロが何羽も蜜をついばみせわし気に。 花景色を…
拝啓 2月22日は(=^・^=)(=^・^=)(=^・^=)の日だとのこと。 先日、ご案内した楽天トラベル主催の2022年 看板猫ランキングでは、 六角堂従業員のニャーは50匹中23位。 残念ながら入賞なりませんでしたが、本猫はそんなことは全く気に掛けず、 例年にない冷え込…
拝啓 国内の新型コロナ新規感染者が5万人を超えた1月22日。 このままのペースだと月末には一日10万人の大台を超え、屋久島再上陸も間もなくかと。 ただ、個々人でできる手洗いマスクで粛々と暮らす日々、 ふと思い出すのはかつての職場の先輩、親ほど年の離…
拝啓 平野の延命地蔵さんの寒緋桜が満開になって、 今年もメジロが蜜をついばみ 舞い踊る屋久島。 登山道は凍結して通行止め、荒天でフェリーが欠航でも、 島の南部は早春の柔らかな日差しが溢れております。 そんな中、平野で新たな丼が誕生。 平飼い卵の H…
拝啓 今日ご案内するのはこちら。 安房のサンガンバーガーさんで新発売のモツ煮込み。 ここに行きつくまでの道程を少しばかり。 穏やかに晴れた勤労感謝の日。 栗生に所用があって向かう途中、 小島のひまわり畑に。 場所はシドッチ記念カトリック教会に隣接…
Space & Spice Lab 六角堂からのお知らせ 麻生財務相によれば「コロナはまがりなりにも収束」とのことですが、 屋久島では臨時休業の飲食店が其処此処に。 世間の目には見えませんが、お宿はキャンセルの重箱がずっしりと。 そんな重苦しさに凹んでばかり…
拝啓 栗生の里のシャクナゲ満開だった春のお彼岸の頃、LA PONTOさんの新作サンドイッチをご案内いたしましたが、 そのメニューが随分と充実されたとの噂を耳にし伺うことに。 10種類ほどに拡充されたサンドイッチメニューから選んだのは“本日のお薦め”だった…
拝啓 屋久島町では役場HPで町内コロナ感染者に関する情報を伝えておりますが、 役場HPの5月22日の「緊急情報」では [町内23-24例目]新たな新型コロナウイルス感染症患者が確認されました「町内において、新たに本町23例目、24例目となる2名の新型コロナウ…
拝啓 今年の島の梅雨は、結構メリハリ強めのようで、雷鳴と共にルーターやパソコンのコンセントを抜くこともしばしば。 そんな中、宮之浦にオープンした日替わり弁当「やくしまキッチン」さんをご案内。 そこへの道程として、まずは六角堂の紫陽花を。 ガク…
拝啓 屋久島を含む九州南部は5月11日に梅雨入り。 平年より19日早く観測史上二番目に早い梅雨入りだとか。 今日12日の午前中、屋久島には「土砂災害レベル3」の大雨危険度通知が出され、 昼過ぎには大雨警報も出る本降りに。 六角堂の敷地を流れる沢も一気に…
拝啓 あたふたと終ったGW。 一息ついた六角堂の庭には白い花が其処此処に。 沢の脇には薫り高い六弁のクチナシ。 コテージ海の庭には爽やかな香りを放つ五弁のユズ。 四弁のガクが可憐な紫陽花。 無数の雄蕊が萌え立つホトウ。 母屋の庭には白いツルバラが風…
拝啓 東京と関西3府県に「緊急事態宣言」が発出され、全国各地に「まん延防止等重点措置」が適用される日本列島。 その片隅の離島屋久島の林道際では、野生の紫陽花が花を付け始め、 夕暮れ時には畑の畔でポッポと名も知らぬ黄色い花咲くのどかな初夏。 はま…
拝啓 2020年5月6日、次の趣旨で開始した「BookCafeの散歩道」。 コロナ惨禍をきっかけに広まった#7日間ブックカバーチャレンジ。 Book cafeのオヤジとしては見逃せず。 そして晴耕雨読ならぬ晴歩雨読で「歩く速度の島の風景」をご案内。 島の味わい・宿の楽…
拝啓 昨日の大雨の後、3月29日の夜空には朧月夜。 何やら薄ぼんやりとしているのは中国から飛来した黄砂のせいか。 春霞と呼ばれるものの一部は黄砂によるものとも。 源氏物語の登場人物の一人、朧月夜は桐壺帝の右大臣の六番目の娘、六の君。 その名は大江…
拝啓 昨夜は大雨に加えて真夜中の地震にぞわっとした屋久島。 夜開けて降り注ぐ久しぶりに爽やかな春の日差し。 思い立ったのはシャクナゲの花の咲き具合。 今年の春は桜が例年より早く咲き散り、 ひょっとして栗生の「石楠花の森公園」のシャクナゲも咲き始…
拝啓 屋久島の鶏肉料理をお昼に頂けるお店を紹介してきた「屋久島トリッコロール」も今回が最終回。 締めを飾るのはこちらの唐揚げランチプレート。 六角形のご飯を見ただけでどのお店か分かる方には「屋久島唐揚げ帝王」の称号を差し上げます。 まずは、こ…
拝啓 今年最後の三連休。 仕事の合間、永久保の雪苔屋さんに寄ると思わぬ出会いが。 ご旅行中のお知り合いから一時預かり中のトカラヤギさん。 チコちゃん1歳、女の子。 マスターやママさんにしっかりなついて餌をねだり、姿が見えなくなるとメェ~メェ~と…
拝啓 この数日、汗ばむような陽気の屋久島麦生の六角堂。 湿度も70%ほどあって、コロナウィルスには居心地悪そうなしっとり具合。 それでも庭の花々は次第に冬の装いへ。 ツワブキが黄色い灯りをともし始めました。 沢縁の野性の山茶花は清楚な出で立ち。 …
Space & Spice Lab 六角堂からのお知らせ 濡れそぼつ島ではカタツムリの赤ちゃんが生き生きと。 梅雨の晴れ間にはトンボも群れてスーイスイ。 ツマベニチョウがオレンジの紋を閃かせ アオノクマタケランの蜜を吸うのはクロアゲハ? 恋の季節のアオスジアゲ…
拝啓 今年の屋久島の梅雨は結構メリハリが効いていて、豪快。 そんな島の其処此処に、 よく似た葉っぱのよく似た花を三種見掛けます。 すべてショウガ科ハナミョウガ属の仲間。 左から順にゲットウ、アオノクマタケラン、クマタケラン。 ■ ゲットウ(月桃)…
六角堂スパイシーブックカフェ☕イートハーブからのお知らせ ちんたらブックカフェ、前回の営業は去年のクリスマス。 それから今日まで、倒木による屋根の破損して補修したり、闘病中だった妹が亡くなって京都・名古屋を三度往復、おまけにコロナ騒動の休業要…