屋久島六角堂便り~手紙

自然と人が織りなす屋久島の多様性を屋久島六角堂から折々にお伝えします

屋久島ラーメンの細道

屋久島ラーメンの細道 第23回 焼き肉屋のチャーシュー麺だから

拝啓 先日初めて訪れた安房の「屋久島御膳 華皐月」さん。お昼にはラーメン屋チャーシュー麺もあると知り再訪。店先には「うまっ! ラーメン」の幟が元気にひらり。 玄関を入ると先日の看板が頭巾外してお出迎え 入り口わきのテーブル席についてメニューを確…

屋久島ラーメンの細道 第22回 久永式日替わりランチC

拝啓 六角堂ブログ~手紙の食シリーズでは同じ店を三回連続してご紹介することはなかったのですが、今回は特例。訪ねるごとに疑問が残る安房の「麵屋 りんたろう」さん三回目のご案内。 第20回 ベトコンの上陸したる港町で「ベトコンラーメン」、第21回 R77…

屋久島ラーメンの細道 第21回 R77のラーメン

拝啓 屋久島ラーメンの細道第20回 ベトコンの上陸したる港町でご紹介した安房の「麵屋 りんたろう」さん。大将の纏うTシャツの背に書かれた「隠れ家」の文字が気になって、なおかつ「ベトコンラーメン」と「担々麺」にどれ程の違いがあるのかを知りたくて再…

屋久島ラーメンの細道 第20回 ベトコンの上陸したる港町

拝啓 朝からひんやりとした雨降りしきる屋久島の海。フェリー屋久島2が欠航した分、安房発の高速船はほぼ満席の様子。物寂し気な港の風景を後にして、二週間ほど前から気になり続けたあのお店の様子を窺いに。 この春閉店してしまった安房のラーメン店「NABU…

屋久島ラーメンの細道 第19回 フェリー眺めてセンチメンタルラーメンジャーニー

拝啓 先日「屋久島カレー事情 第53回 春陽の海を越えゆく森カレー」でご紹介したYakushima Pocket Navi」。愛らしくもスタイリッシュな装丁で島内で人気となっているようですが、2017年3月20日初版創刊早々、掲載されていながら店を閉じてしまったお店がもう…

屋久島ラーメンの細道 第18回 港の喫茶店ラーメン

拝啓 立冬が過ぎた後も、日中は25℃を超える日もある屋久島ですが、冬季メニューをお提供くださるお店もチラホラ。前回の「屋久島ラーメンの細道」でちらりとご紹介したように安房Aコープ内の「喫茶ケルン」さんは夏の冷麺からラーメンへ衣替え。 「吉祥寺 武…

屋久島ラーメンの細道 第17回 打って出る・引いて蓄える

拝啓 やっと台風が抜けたかと思いきや、秋雨前線の南下ですっきり秋空の広がらない屋久島。それでも雲が切れた夜空に覗く星座は、秋の訪れをしみじみ感じさせてくれます。 そうした自然の移ろいに合わせるかのように、島のお店にもいくつか変化が。 安房の武…

屋久島ラーメンの細道 第16回 招き猫に招かれて

拝啓 ひとまず区切りを付けたはずの「屋久島ラーメンの細道」ですが、島の冷やし中華の紹介で、触れぬままではやはり気が収まらぬ二店があっての迷い道編。 その一店は安房のラーメン専門店「こしば」さんの一品。店内には今までとは違う黒塗り札で「冷し中…

屋久島ラーメンの細道 第15回 サウナの島に流行れ冷麺

拝啓 昨日の夕方は落雷により停電となった島南部。一度は明けたかと思った梅雨でしたが梅雨前線はいまだしっかり島の上空に。 それでも今日は久し振りの青空が広がり、いよいよ夏本番の到来間近のようです。 強い日差しもさることながら、屋久島の暑さはその…

屋久島ラーメンの細道 第14回 海を越え時代を越えるカフェの翼

拝啓 今回の参院選の投票率は54.7%で戦後4番目の低さとのこと。棄権した45.3%の有権者が、その意思にかかわらずこの国の現状を肯定し、進路を決めたと言えるかもしれません。 こうなるのは立場を共にする者同士、生身の声を交わす場が少なすぎるからかも…

屋久島ラーメンの細道 第13回 めんどうと言わずに運ぶ足やあれ

【六角堂スパイシーブックカフェ・イートハーブからのお知らせ】 来週の営業は 12日(火)・13日(水)・14日(木) Open 12:00 ~ L.O. 19:00 拝啓 梅雨が明け、台風も直撃せずにほっとしたのもつかの間、屋久島は二日続きで大雨警報発令。飛行機も厚い雨雲に阻…

屋久島ラーメンの細道第12回 美味しい空気を頂ける店

【六角堂スパイシーブックカフェ・イートハーブからのお知らせ】 今週の営業は 6日(月)・7日(火)・8日(水) Open 12:00 ~ L.O. 19:00 拝啓 飲食店に行くのはご飯を食べる=お腹を満たすため。もしそれだけのことであるならば、外食はもったいなくて贅沢な…

屋久島ラーメンの細道第11回 鳳凰と龍のあやなす島の梅雨

拝啓 やっと晴れ間がのぞいたかと思へばまた篠突く雨。ため息が雨に溶け込みそうな梅雨入り目前の島ですが、県道際を彩る紫陽花がせめてもの慰め。六角堂の紫陽花を眺めていて 思いついたあそこへ一走り 宮之浦の港の手前にはためく黄色い暖簾 風にあおられ…

屋久島ラーメンの細道 第10回 島の細腕繁盛記

拝啓 今日朝日新聞のWebニュースでは「ロンドン市長に初のイスラム教徒 住民の多様化が後押し」との見出しで、パキスタン移民2世の労働党下院議員であり人権派弁護士であるサディク・カーン氏(45)がロンドン市長に当選したとことが報道されていました。 htt…

屋久島ラーメンの細道 第9回 丼鉢にみる歴史

拝啓 わらべ歌というものは、洋の東西を問わず不思議な歌詞が多いものですが、それも時代や地方によって歌詞が変わっています。 「かごめ」なども、馴染の歌詞は かごめかごめ 籠の中の鳥は いついつ出やる 夜明けの晩に 鶴と亀が滑った 後ろの正面だあれ? …

屋久島ラーメンの細道 第8回 島のファミリーレストラン

拝啓 本日は普段の営業日(一応日・月・火・水なのです)とは違う臨時営業。 Openの12時を過ぎてもご来店のお客様の気配はなし。 「ああ今日こそ、開店二周年を前にして初めてお客様ゼロの日を迎えるのか」とため息つき掛けていると、顔馴染のお二人様のご来…

屋久島ラーメンの細道 第7回 吊り橋のたもと その2

【六角堂スパイシーブックカフェ・イートハーブからのお知らせ】 5日(木)は Open 12:00~売り切れ御免の臨時営業 白いココナッツエビカレーと赤いチキンカレーの祝日バージョンです 拝啓 島を巡る県道77号線の安房大橋の上流にかかる、今は赤い安房川橋 昔…

屋久島ラーメンの細道 第6回 吊り橋のたもと その1

拝啓 この数回は島の旧上屋久町のラーメンをご紹介してまいりましたが、再び島の南旧屋久町のラーメンをご紹介。旧屋久町には2007(平成19)年に編まれた「屋久町郷土誌」があり、その第3巻には安房の村落のいわれや町並みが写真と共に紹介されています。 安房…

屋久島ラーメンの細道 第5回 レンゲの位置から見えるもの

拝啓 トビウオのつけ揚げやサバ節を使ったラーメンが「屋久島ラーメン」ならば「屋久島うどん」も同様かと、島のうどんを代表する安房の「屋久どん」さんで再確認して参りました。 メニューには「屋久どんオリジナル屋久島うどん」の説明書きが セットメニュ…

屋久島ラーメンの細道 第4回 「屋久島ラーメン」の条件とは

拝啓 ラーメンの名に「屋久島」を冠する条件とは何か?それを考察するために前回ご紹介した琉誠さんに加えて以下二店のラーメンを味わうことに。 まずは、宮之浦の県道を走ればいやがうえにも目に入る「屋久島黒ラーメン」の看板 宮之浦川に架かる橋のたもと…

屋久島ラーメンの細道 第3回 専門店の「屋久島ラーメン」

拝啓 島には「屋久島」を冠したラーメンがいくつかありますが、私の知る限りすべて宮之浦のお店。 今回はその一つ、ラーメン専門店の「屋久島ラーメン」をご紹介。 そう言われた島民の方はさて、どのお店を思い浮かべられるでしょうか? 「琉誠」さんです。 …

屋久島ラーメンの細道 第2回 枠を打ち破り続けるラーメン界

拝啓 そもそも「ラーメン」の定義は何か。Wikipediaによれば…… ラーメンとは、中華麺とスープ、様々な具を組み合わせた麺料理。 出汁、タレ、香味油の3要素から成るスープ料理としての側面も大きい。 漢字表記は拉麺、老麺または柳麺。別名は中華そばおよび…

屋久島ラーメンの細道 第1回 土着の味を求めて 萬来軒

拝啓 屋久島ラーメンの細道 第1回 土着の味を求めて 屋久島と京都を行き来するようになったのが12年程前、六角堂のコテージを始めてから5年、移り住んで早2年。訪れた島の飲食店や弁当・パン屋さんは軽く50軒は越えていると思います。人口1万3000人ほどの島…