拝啓
六角堂ブログ~手紙の食シリーズでは同じ店を三回連続してご紹介することはなかったのですが、今回は特例。訪ねるごとに疑問が残る安房の「麵屋 りんたろう」さん三回目のご案内。
第20回 ベトコンの上陸したる港町で「ベトコンラーメン」、第21回 R77のラーメンで「担々麺」をご紹介しましたが、今回の課題は二回連続振られていた「日替りラーメン」を頂くことと「久永式」の謎解きです。
さて、店内に入ると真正面に掲げられていた黒板ボードが様変わり。日替りラーメンが「味玉炙り焼き豚 ラーメン」であることはさておき、並んでいたラーメンメニューの代わりに自家製麺とタレの解説が。
一部の麺は玉子麺で、ラーメンダレには屋久島の焼酎「屋久の島」を使用とのこと。前々回のベトコンラーメンは普通の麺で、前回の担々麺は玉子麺だったとは……
予定通り日替りランチ©を注文すると今日はOK!すっと出てきたのは浅漬けの入ったタッパー。これは嬉しい進化です。
待つことしばし、やってまいりました「本日の日替りランチ©=味玉炙り焼豚ラーメン+半炒飯+餃子」
やや柔らかめの麺ですが、スープとほどよく絡み、濃すぎない味付けの味玉と香ばしさ引き立つ炙り焼豚との相性良し。餃子も炒飯も単品の半分ですが、お昼に軽くいただくにはこれで十分。1,000円は納得のプライス。
さて、もう一つの課題は「久永式」の解明。久永は永久のもじりで「うちのラーメンとの出会いは一期一会、一代限りの火花のラーメン。いつでも、いつまでも味わえると思うなよ!」とかいう答えを半ば期待しつつ、お会計の際「キュウエイ式とはどういうものですか?」と大将に尋ねれば「キュウエイではなくヒサナガ。私の名前」とのお答え。あっ、そうですか……
本日も美味しい一杯、ご馳走様でした。
敬具
屋久島ラーメンの細道インデックス
安房 麵屋 りんたろう 担々麺
安房 麵屋 りんたろう ベトコンらーめん
宮之浦 E・The ⅽafÉ Ganta がん太ラーメン
安房 安房Aコープ内 喫茶ケルン
安房 屋久島らーめん 日高屋
安房 こしば (冷麺)
宮之浦 龍鳳 (冷麺)
安房 ファミリーレストランかもがわ
安房 あわほ
安房 喫茶 ケルン
原 屋久島オリオン
宮之浦 琉誠
宮之浦 ヒトメクリ 「屋久鹿タイラーメン」
安房 NABURA 「NABURA(油)そば」&「しょうゆダレラーメン」※2017年閉店
尾之間 モッチョムビュー トーン 「ピリ辛みそラーメン」
宮之浦 味菜 「ちゃんぽん」
安房 こしば 「サービスランチ」
宮之浦 龍鳳「とんこつラーメン」
安房 ファミリーレストランかもがわ「とんこつラーメン」
安房 八重岳食堂 「ラーメン」
安房 じいじ屋「塩ラーメン+ミニ豚こつ丼」と「味噌ラーメン」
宮之浦 ランチボックス「らーめん+小どん」
宮之浦 王龍(わんろん)「屋久島黒ラーメン」」※2016年閉店
宮之浦 楓庵「屋久島もののけラーメン」
宮之浦 琉誠「屋久島ラーメン」