屋久島六角堂便り~手紙

自然と人が織りなす屋久島の多様性を屋久島六角堂から折々にお伝えします

屋久島ラーメンの細道第12回 美味しい空気を頂ける店

【六角堂スパイシーブックカフェ・イートハーブからのお知らせ】

今週の営業は
6()・7()・8()

Open 12:00 ~ L.O. 19:00

拝啓

飲食店に行くのはご飯を食べる=お腹を満たすため。もしそれだけのことであるならば、外食はもったいなくて贅沢な行為、あるいは手抜きで横着な所業と言うことになるかもしれません。珈琲など好みの豆を買ってきて自分で淹れた方がずっと美味しいとおっしゃる向きも無きにしも非ず。

しかし、一皿のカレーであれ一杯の珈琲であれ、店で頂くのは「食品」だけではなく、その店ならではの「時間と空間と人間」なのではないでしょうか。日常の生活からほんのわずか離れた場所で、何かしら口を満たす時間そのものを楽しむ。家とは違う空間に身を置くことでいつもと違った人間関係を味わう、あるいはささやかな独りを噛みしめる。

お店での食事やお茶のひと時はある意味小さな旅。そこに流れる時間や満たされた空気をいただきに行くと言っても良いかも。

そんなことをふっと思わせてくれる島のお店の一つが尾之間「モッチョムビュー トーン」さん。

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だれもが何かしらたのめる気負わぬメニュー。

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時間をつぶすのに持って来いの新聞や雑誌。

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愛想の良い接客と掃除の行き届いた明るい店でラーメンを啜るのもまた一興と心得、今回は「ピリ辛みそラーメン」ライス(中)付きを注文。

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熱々のピリ辛に噴き出す汗をぬぐいつつ、ランチタイムはセルフ無料の珈琲も頂いてしばしの休息。

六角堂イートハーブでも、お客様に美味しい時間と空間を味わって頂けるように努めねばと、改めて思うひと時でした。

敬具

追伸
「日本経済新聞」や「日本農業新聞」を読むのは、その新聞社の立場や主張に共感しているからではなく、ある立場の人々がどのようにメディアを利用しているのかを知るためです。自分達と利益を異にする人たちの意識を支えているものを知ることはとても興味深いものです。



屋久島ラーメンの細道インデックス

  宮之浦 味菜 「ちゃんぽん」
  安房 こしば 「サービスランチ」
  宮之浦 龍鳳「とんこつラーメン」
  安房 ファミリーレストランかもがわ「とんこつラーメン」
  安房 八重岳食堂 「ラーメン」
  安房 じいじ屋「塩ラーメン+ミニ豚こつ丼」と「味噌ラーメン」
  宮之浦 ランチボックス「らーめん+小どん」
  宮之浦 王龍(わんろん)「屋久島黒ラーメン」
  宮之浦 楓庵「屋久島もののけラーメン」
  宮之浦  琉誠「屋久島ラーメン」
  安房  南国酒場Amara「屋久島トビウオ・トムヤンクン」
  安房 萬来軒「ラーメン定食天津飯セット」