屋久島六角堂便り~手紙

自然と人が織りなす屋久島の多様性を屋久島六角堂から折々にお伝えします

虹の島の冬至の一日

拝啓

2023年12月22日、冬至の朝。

折からの寒波で、朝ごはんの時間になってもベッドから出ない接客担当従業員。

12月になって実を付け始めたバナナの成り具合を点検しつつコテージの掃除に。

10時過ぎ、徳洲会病院へクビツリハビリに向かう途中、春牧で虹発見。

安房橋のたもとに下れば少しく絶景。

前岳にわずかに残れる冠雪。

 

クビツリハビリ後、

宮之浦の「ランチボックス」でチャーシューメンチャーハンセットを頂く。

旨し。

 

帰路、安房大橋を渡れば安房港に虹。

写してみればダブルレインボー。

掃除の残りを仕上げ、

今年最終営業のSong Linesへ向かう途中、小島のひまわり畑に立ち寄る。

さすがにしぼみ初め。

Song Linesの深入りエチオピアには、おまけの焼き菓子。

帰路眺める、尾之間のヒマワリ畑と海。

夕方4時半、到着されたコテージのお客様を虹が出迎え。

明朝の朝食を依頼され、急遽買い出し向かった尾之間Aコープ手前の交差点には、冬恒例の温泉電飾。

帰路、足を延ばして平内の電飾鑑賞。

戻った六角堂のカフェにはクリスマスツリー。

夕食後、夜空を仰げば天頂に半月。

連れの星は木星か?

イギリスの作曲家グスターヴ・ホルストが作曲した大管弦楽のための組曲『惑星』。
その「木星」中間部の旋律は、イギリスの愛国歌、またイングランド国教会の聖歌。
クリスマスイブイブイブに聞くのも佳し。

木星〉には「快楽をもたらす者(The Bringer of Jollity)」という副題が付けられているとのこと。

 

明日からまた日毎に日が長くなる節目。

『人の世に熱あれ、人間に光あれ』と願いつつ終える冬至の一日を、本田美奈子の『ジュピター』で締めくくる。

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敬具