拝啓
島に移住してはや6年目、
これまで何度も宮之浦のお寺の麓にあるこの看板をちらみしつつ、
提灯に明かりがついて営業中となっているのに出会わずじまい
ところが先日の夕刻、前を通ると明かりがともっており、
どうやら夜のみの営業なのだと得心。
そこで日を改めて6時過ぎに伺ってみると
やっとご縁を結ぶことができた「焼肉 ラーメン 串焼き もとよし」。
奥の座敷席に陣取り、メニューを眺めれば、なんとラーメンは「ごはん類」の部に。
そこでどうせならばと最下段の「焼豚ラーメン」と
串焼きにも心惹かれましたが、今回は「ぎょうざ」を注文。
『南日本新聞』の1面トップに掲げられた
鹿児島県内の診療所の危機的状況、屋久島一湊の診療所閉鎖の記事に溜息つきつつ待つことしばし……
やって参りました「焼豚ラーメン」と「ぎょうざ」。
思いのほかたくさんの、思いのほか厚切りの焼き豚は食べ応え十分。
スープは仄かな酸味が舌に残り、
隠し味に味噌を使っているのか伺うと「いいえ」のお返事。
餃子は島民好みのふわふわタイプ。
土曜日の午後とあってか、中学生?の娘さんが店を手伝っているのが何とも昭和風。
めくり忘れの日めくりものんびり感十分。
こうした店で島焼酎でも舐めつつ、
集う島民の話に耳を傾けるのも旅情の一つかと。
第7回 吊り橋のたもと その2でご案内した八重岳食堂で抱いた感慨とそっくり。
2016年4月にスタートしたこの「屋久島ラーメンの細道」も今回で34回。
この間ご案内したのは島内の30店、島外1店、インスタント5種類。
新規出店11店、すでに閉店されたお店が7店。
ラーメンを扱うお店を巡るだけでも島の激しい新陳代謝を実感できました。
そうした3年を一つの区切りとして、このシリーズは一息入れようかと。
「あのラーメンを食べずに終わるなどもってのほか」とご連絡いただければ、三日と開かず再開するかもしれませんが……
敬具
屋久島ラーメンの細道インデックス
鹿児島県いちき串木野名物 まぐろラーメン
元祖 キビナゴラーメン
鹿児島『指宿』勝武士ラーメン
屋久島あごだし豚骨ラーメン
屋久島飛魚ラーメン
元祖 キビナゴラーメン
鹿児島『指宿』勝武士ラーメン
屋久島あごだし豚骨ラーメン
屋久島飛魚ラーメン
鹿児島市 名山町 チュウカソバキミイロ 中華そば
宮之浦 屋久島館観光センター レストラン&カフェ屋久島
飛魚ラーメン満喫セット
原 ラーメン屋久島オリオン
原 ラーメン屋久島オリオン
極辛みそラーメン
永田 龍宮城 チャンポン
平内 気まぐれ厨房ギンガマン 中国家庭料理
安房 万福 ラーメン
中間 つわの花 ラーメンおにぎりセット
楠川 たぶがわ 味噌ラーメン
安房 喫茶ケルン
春牧 ヨロン坂 チャンポン
安房 花皐月 チャーシューラーメン
安房 麵屋りんたろう 久永式日替わりランチC
安房 麵屋りんたろう 担々麺
安房 麵屋りんたろう ベトコンラーメン
宮之浦 E・The ⅽafÉ Ganta がん太ラーメン
安房 喫茶ケルン
安房 屋久島らーめん日高屋 担々麺
安房 こしば(冷麺)
宮之浦 龍鳳(冷麺)
安房 ファミリーレストランかもがわ
安房 あわほ
安房 喫茶ケルン ※2016年6月閉店
原 屋久島オリオン ※2018年閉店
宮之浦 琉誠
宮之浦 ヒトメクリ 「屋久鹿タイラーメン」
安房 NABURA
「NABURA(油)そば」&「しょうゆダレラーメン」※2017年閉店
尾之間 モッチョムビュー トーン
「ピリ辛みそラーメン」※2017年6月閉店
宮之浦 味菜 「ちゃんぽん」
安房 こしば 「サービスランチ」
宮之浦 龍鳳「とんこつラーメン」
安房 ファミリーレストランかもがわ とんこつラーメン
安房 八重岳食堂 ラーメン
安房 じいじ屋 塩ラーメン+ミニ豚こつ丼 & 味噌ラーメン
宮之浦 ランチボックス らーめん+小どん
宮之浦 王龍(わんろん) 屋久島黒ラーメン ※2016年閉店
宮之浦 楓庵 屋久島もののけラーメン
宮之浦 琉誠 屋久島ラーメン
安房 南国酒場Amara 屋久島トビウオ・トムヤンクン ※2016年閉店