屋久島六角堂便り~手紙

自然と人が織りなす屋久島の多様性を屋久島六角堂から折々にお伝えします

屋久島弁当三昧 第10回 ゴルゴ13より強い弁当 みち草・かもがわ・サンガンバーガー

拝啓

GWは終わったものの緊急事態宣言は解除されず。

しかし、鹿児島県からの休業協力金は5月6日までの補償のみ。

そうなれば、食べていくために何とか工夫してお店を開けねばとなるのは至極自然。

 

これまで定食屋として観光客の方にも人気のあった春牧のお食事処「みち草」さんにも「お弁当あります」の幟が。

車を止めてみると

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店先のメニューを見れば、ほう、

日替わり弁当!しかも全品税込500円のワンコイン。

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今日の弁当は「生姜焼き」

ちょうど肉が食べたかったところ。

店に入って女将さんに聞けば「まだ普通に店を開けてもどれだけお客さんが来てくれるかわからないし、島外の方は心配だし……」

そんな話を聴く内にも、馴染みのお客様が次二人、三人。

頂いたお弁当はせっかく春牧に来ているのだし、春田浜で頂くことに。

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彩りも鮮やかで食欲をそそり、潮風にくるまれていただくお弁当は良い気分転換に。

 

この数日前頂いたのは安房の総菜・弁当「かもがわ」さんの弁当。

すべてが庶民の味方のお値段で、おかずだけでもOK。

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いつもは竹の皮弁当税込430円を頂くのですが

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今回は「焼き鯖弁当」税込420円

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おかず4品で、ほっかほかのご飯を頂けるのが値段以上のお値打ち感。

次々とお客様が訪れて二つ三つとお買い求めになるのもうなずけます。

 

そして今日、安房サンガンバーガーさんが新作メニューを拵えたと聞きつけ、

開店時間の11時を待たずに車(ステップワゴンは修理中なので代車のヴィッツ)で発進。

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11開店直後に到着したのに、すでに3組様がご来店とか。

迷わず「ミートオンリーW」税込650円を注文。

隣接する靴屋PONPONさんのカウンターで頂くことに。

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たっぷりポテト付きで、ドリンクは100円プラスでOK。

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ミックスは🐄+🐖ですが、こちらは🐖のみ。

「豚くいてー」とおっしゃる方には絶好のボリューム感。

しっかり食べた満足感を存分に味わわせて頂きました。

 

厨房から漂う香りと焼き上がりつつある音を聴きながら待つ楽しみも含めてのお値段。

店先に積まれた弁当を買うのとは幸福度が違います。

 

ゴルゴ13をも倒したコロナウィルスですが

しぶとくしたたかに生き抜いている島の飲食店に学ぶところ多し。

敬具

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