拝啓
屋久島の地を初めて踏んだのは2005年の初夏。その頃の移住者は定年退職後の田舎暮らしを楽しまれる方が主流でしたが、この十年ほどの間に20代から30代の移住者が増え、ガイドやお宿のスタッフ、木工などのアクセサリー製作販売、農水産物の加工販売に加え「島カフェ」を営む方が増加の一途。
その代表ともいえるのが原集落で10年前に開業された「屋久島 nomado cafe ~ノマドカフェ~」さん。

年々メニューを更新し、開業当初のベーグルサンドは姿を消してしまいましたが、ジンジャーシロップやジェラートなどの加工販売で島内外で高い評価も。
そんなノマドさんの書棚は趣味が重なり合うところ多々あり、季節の変わり目ごとにご飯やお茶を頂いておりますが、初冬の今はリンゴケーキを限定販売とのことでお昼過ぎにお邪魔すると……

店先の睡蓮鉢ではメダカと熱帯魚がスイスイピッピと心地よさそう。
窓辺の席に座って、メニューを確認すると、ちゃんとありました。

バターチキンカレーをまず頂き

ゆったり気分でリンゴいっぱいのケーキとポット入りの紅茶を頂く至福のひと時。

お茶は三杯ほど注げるので、前回読み止しの本をゆったりと。

先月、鹿児島の映画館で「食べる女」を観たこともあり、

小泉今日子の文章が親しみ深く、この書評で紹介されている
「赤い蝋燭と人魚」や

寺山修司の詩集に加え、


県道から「わ」ナンバーの姿が次第に消えていく初冬の屋久島ですが、これからポンカン収穫の最盛期に。
日が短くなって登山には不向きな季節となり始めましたが、そこここの島の味を楽しみ、コテージでゆったりゆるゆるCDを聴きつつ読書をお楽しみになるお客様も六角堂でご滞在。
皆様のご来島、心よりお待ち申し上げております。
敬具
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