拝啓
今日1月13日は「屋久島一周エコマラニック」。
日の出前の朝5時スタートした100㎞レースの1着は8時間33分だったとのこと。
レースは21:00までにゴールとのことなので、真っ暗闇の県道をひたすら走っている方も。
そんな日曜日の昼下がり、六角堂から車で3分ほどの高平集落にあるお宿
「フォーマサン・ヒロ」(http://formasanhiro.com/)さんの前を通ると日曜日のみ開かれている「たかひらカフェ」の案内が。
3年ほど前からここでカフェを営んでいらっしゃるのはフォーマサン・ヒロさんのお知り合いの女性の方。
久しぶりに覗いてみると、焼き立てパンと共にスウィーツも。
お汁粉はこし餡なのかと伺うと、あんぱんと同じ粒餡だということなので、
「大納言あんぱん」と「おしるこセット」の両方を頂くことに。
まずはアンパン。
黒胡麻のトッピングは外せませんよね。中を割ると
良い感じです。成分表示もしっかりと。
そしてお待ちかねのおしるこ
丸餅なのが関西風。塩昆布が味を引き締めてくれます。
さて、この写真を見て「お汁粉じゃなくて善哉(ぜんざい)やんか」、と思われた方は関西文化圏ご出身かと。
『違いがわかる事典 -「おしるこ」と「ぜんざい」 』(https://chigai-allguide.com/おしることぜんざい/)にもあるように、
関東文化圏の呼び名は、汁の有無がポイントで
汁気のあるこし餡入りが「おしるこ」(又は御膳汁粉)
汁気のないものは「ぜんざい」
汁気のある粒餡入りは「田舎汁粉」
関西文化圏の呼び名は、餡の種類がポイントで
こし餡を使った汁気のあるものは「おしるこ」
つぶ餡を使った汁気のあるものが「ぜんざい」
汁気のないものは「亀山」(又は金時)
入っている餅は関東文化圏では四角い切り餅ですが、関西文化圏では丸餅。
ちなみに、子供の頃名古屋で食べ慣れた「ぜんざいは切り餅入りの汁あり粒餡」で「お汁粉は白玉入りの汁ありこし餡」でした。
それでいくと今日頂いた汁粉は汁気のある粒餡の丸餅なので、関西風に「ぜんざい」と呼びたいところですが……なぜメニューに「おしるこ」と記されているのか聞きそびれたのが無念。
大阪難波の法善寺横町にある「夫婦(めおと)善哉」は、一人前のぜんざいが二椀で出されるぜんざい屋。
二椀に分けたのは「夫婦(男女)仲良く幸せ円満でありますように」との願いを表したものという伝説もありますが……
二椀に分けた方が多く見えるという大阪商人の合理性が真実だとも。
全国各地からやってきた移住者の営む飲食店が溢れる屋久島。
屋久島風にアレンジされたモザイク食文化を探索するのも、屋久島の旅の楽しみかと。
屋久島に移住した女性が営むお店は
でご案内。
島周遊のご参考にしていただければ幸いです。
敬具
屋久島ボンボンポイ インデックス
平内 naa yuu cafe
紫芋プリンにさつま芋モンブラン
キャラメルリンゴのチーズケーキ
肉まん
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志戸子 Kiina レモンタルト&ブレンドコーヒー
平内 珈琲シーサーシーサー 自家製アイスクリームぜんざいとエルサルバドル珈琲
長峰 島cafe ラ・モンステラ スフレチーズケーキプレート&モカ珈琲
小瀬田 mori café スフレチーズケーキ&紅茶
湯泊 喫茶はまゆ Baked cheese cake
原 ノマドカフェ リンゴいっぱいのケーキ&紅茶
尾之間 ペイタ もっちょむケーキ&フェアトレード自然栽培珈琲
安房 smiley デコレーションシフォン&いろは薬草園月姫茶
永久保 雪苔屋 リンゴケーキとさらり珈琲
湯泊 珈琲はまゆ シフォンケーキのキャラメルリンゴサンド&白川茶園プーアール茶
湯泊 珈琲はまゆ カボチャプリン&ミルクティ 屋久島女性移住者カフェ案内付き