屋久島六角堂便り~手紙

自然と人が織りなす屋久島の多様性を屋久島六角堂から折々にお伝えします

梅雨の徘徊 列島最北を目指して その5 小樽から稚内へと発進

拝啓

舞鶴港のフェリー「あかしあ」に乗り込むと、そこに待っていたのは何と、

北海道に転勤になった次男家族。

まさか同じ日に同じ航路で北海道に渡るとは。

本州から北海道に渡る船の航路は次の通り。

実は当初の予定では名古屋まで車で走り、そこから仙台までフェリーで移動し、山形→秋田→青森を経て青函連絡船で函館に上陸するつもりでした。

息子にもそのように伝えてあったので、お互いまさかの遭遇。

北海道から再び本州へ戻る前に札幌の新居で再会する約束をして小樽で別れることに。

約22時間の船旅の退屈しのぎは食べることぐらい。

北海道の食の予行演習としてローストビーフにアスパラガス、

屋久島の食との比較を兼ねてハンバーグやカレーやメロンパンを頂いたのですが、渡った後でわかったのが、意外にも北海道各地のレストランや食堂で人気メニューとされているのがハンバーグだったこと。

で、6月11日の夜8時過ぎに小樽港入港。

ついに北海道上陸です。

旅の終わりには、走行距離がどれだけになっているのか楽しみです。

この世の宿泊は小樽市内の築100年の洋館。

趣味の通じる絵本やトランクがあってにんまり。

翌6月12日は小樽の「三角市場」で朝食。

イクラカニ+ウニの三食丼は一生一度の贅沢な朝食。

啄木の歌にシミジミしつつ少し小樽を散策して、一路稚内へ。

つづく