屋久島六角堂便り~手紙

自然と人が織りなす屋久島の多様性を屋久島六角堂から折々にお伝えします

梅雨の徘徊 列島最北を目指して その3 京都で劇場付き温泉妄想を更新

拝啓

2025年6月8日、奈良で『超国宝』展鑑賞後、長男家族と訪れたのは京都伏見のスパ「ひじりのね」。

玄関脇には何故だかお地蔵さん。

Japonesia Lines(ヤポネシアライン)屋久ヱビス湯の玄関脇にはやはりヱビス様をお祀り。

島のヱビスさんの様子はこちらから。

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「ひじりのね」は中規模のスパですが、飲食コーナーの他にマッサージとカットのお店あり。

マッサージのお店は佳くありますが、カットサロンは珍しいかも。

こちらで頂いた飲み物は

岩手県の岩泉ファームのミルクコーヒーと黒酢りんご。

湯上りの一杯に何が用意されているかは重要。

屋久島ならば……

 

翌6月9日の朝一番に向かったのは久御山イオンシネマ

6月6日に封切られた李 相日(リ・サンイル) 監督の映画『国宝』。

予想以上に見応えのある大作。
なんだか歌舞伎というより京劇の舞台を見ているような色彩感ですが、その映像美からして絶対映画館で観るべき作品。

女形が演じる『化身』に日本の演芸の根っこのようなものを再認識。
劇場に隣接する喫茶店食品サンプルの愛らしさにひかれて、トラディショナル2段重ねホットケーキを頂きながらしばし余韻を咀嚼しつつ、

次に徘徊の最中どこかの映画館で6月13日に封切られる『ドールハウス』を観られればと欲張りな願い。

そしてこの日の夕方向かったのは、京都出町柳のミニシアター『出町座』。

趣のある古い商店街の一角にある映画館。

https://demachiza.com/

上映開始までの時間特製キーマカレーとメロンソーダで一服。

 ここで見たのが

https://www.transformer.co.jp/m/nootherland/

イスラエル軍ユダヤ人移住者によって住む土地と家を追われるパレスチナ人の苦悩と怒りを捉えたノンフィクション。

この映画で描かれたと民族対立の構図を、これからの旅先の舞鶴と北海道の白老で時空を超えた我がこととして再認識さることを、まだこの時は知りませんでした。


いよいよ翌10日は京都舞鶴の港から北海道の小樽へ向かう船旅に。
つづく