拝啓
2025年12月14日、会津若松さざえ堂の代わりに出逢えたもう一つの六角堂、岡倉天心設計の建屋はほんに崖っぷちに立っておりました。




宗教施設ではないので内部はシンプル極まりなし。

ゆっくり趣きを堪能した後、
向かったのは施設のスタッフさんに紹介して頂いたお食事処『なぶら』さん。

海鮮丼の地魚、特にアジとスズキとタイが肉厚で程よい弾力舌触り旨味に驚き。
これまで頂いた中で5本の指に入る海鮮丼、ご馳走様でした。

入口の館内案内ビデオを観ていると、なんとミニシアターでの月イチ無料映画鑑賞会が今まさに!

これも寅さんだか山田洋次だかのお導きかと後先考えず鑑賞。
最高のクリスマス映画でした。

この映画は何度もリメイクされていますが今回観たのは1947年版。
戦後間もないアメリカのデパートで管理職を務めるシングルマザーの女性が主人公であることに驚き。
この映画から半世紀経った1996年封切りの邦画、

伊丹十三監督、宮本信子主演よ『スーパーの女』を思わず思い比べ、この国の遅れを改めて実感。
何にせよ思いもしないこの日の体験に感謝。

『百観音温泉』。

塩味のある天然温泉に浸かった後、その近傍の道の駅『童謡のふる里おおとね』で車中泊。

翌15日は、そこから南下し埼玉県川口市へ。
1962年、史上最年少の17歳で第13回ブルーリボン賞主演女優賞を受賞した吉永小百合の出世作『キューポラのある街』の舞台を一目見たかったため。

60年以上経った今、当然と言えばその通りなのですが川口駅前は様変わり。

ただ駅前ビルの壁面にCUPOLAの文字。

再開したビルと広場の名称は映画『キューポラのある街』にちなんだものに。

ゆるキャラ『きゃぽらん』には出逢えず。
駅前の裏通りにはテキ屋さんのトラックが何十台も居並んで積荷を降ろしていたので何事かと検索すれば今日は『おかめ市』のようですが賑わうのは夜なので立ち寄るのは無理。

ならば鋳物の街の歴史を学ぼうと川口市の郷土資料館へと思ったものの休館日。
そこで埼玉を後にして向かった先は

この徘徊の最中に旅のテーマの一つとなりかけた夏目漱石『こころ』ゆかりの東京都豊島区の雑司ケ谷霊園。
そして千葉県房総半島の小湊『誕生寺』と『鯛ノ浦』、鎌倉『由比ヶ浜』へと向かうことに。
続く