屋久島六角堂便り~手紙

自然と人が織りなす屋久島の多様性を屋久島六角堂から折々にお伝えします

寅さんに導かれたもう一つの六角堂

拝啓

2025年12月13日、新東名静岡サービスエリア千葉県を出発し。

柴又帝釈天の江戸川対岸、松戸市のコインランドリーで5日分の洗濯物を洗浄乾燥しつつスーパー銭湯『笑がおの湯』で身を清め、四十数年ぶりの帝釈天詣り。

駐車場から山門に至る石の柵に倍賞千恵子の寄進名を見つけてニマニマ。

あのスクリーンでおなじみの鐘楼を振り仰ぎ、本堂で『寅さん御守』を頂き早速胸に。

歩いて数分の寅さん記念館で山田洋次監督の業績をおさらい。

江戸川の堤に上がり、昔はなかったスカイツリーやパラグライダーの練習風景を眺め

商店街の茶店で草もち団子入りの汁粉と揚げ団子を賞味。

“さくら”に見送られて柴又を背に、

一路東北自動車を会津若松さざえ堂へ。

往路は群馬栃木を経由し、帰路は千葉埼玉を辿ろうと。

途中、宇都宮餃子を堪能し、

那須高原サービスエリアで休憩。

午前0時を回った辺りで高速を下り、さざえ堂最寄りの道の駅で車中泊をと綿密な計画を立てていたのですが……

休憩後に外に出ると☃

Oh my Torasan!

うう∼∼∼んと唸りつつ雪を払い、取り敢えず行けるとこまでと走ったのですが、まもなくチェーン規制が。

安積パーキングエリアで車中泊して明るくなってから先のことを考えることに。

翌朝、雪は止んでいたものの路面は不安定。

ノーマルタイヤ会津への峠を越えるのはアホの所業とさざえ堂との逢瀬を断念!

郡山ジャンクションで会津とは反対の太平洋側、茨城方面に向かって降雪回避。

会津若松さざえ堂、

さざえ堂(国指定重要文化財) 会津若松の公式観光情報サイト https://share.google/tKMfkHAuE7T1TT9yZ

 

で、このあと深夜割引きを利用したまま次の目的地『雑司が谷霊園』に向かうのか?

それとも何処かに立ち寄るべきか?

厚みのある四枚のチャーシューがことのほか美味しかった喜多方チャーシュー麺を啜りながら思案。

しても決めかねたまましばらく走ると……

『ここから茨城県』の看板に赤いお堂の図案が。

そこで思い出したのが、

かつて全国各地の『六角堂』を調べた際に知った岡倉天心ゆかりの六角堂。

これこそ帝釈天さんと寅さんのお導きか?と最寄りのパーキングエリアに入ってネットで確認すると🎯当り!

次のインターで下りてしばらく走って到着。

その六角堂の容貌は、

続く