屋久島六角堂便り~手紙

自然と人が織りなす屋久島の多様性を屋久島六角堂から折々にお伝えします

さようならとこんにちは 2022 屋久島カレー事情 第115回 me & sunsun & home +α

拝啓

年の瀬に立ち、何やらそわそわした気分で始めた「2022年を振り返る屋久島の飲食店-さようならとこんにちは 2022」
 
その第1弾は「ラーメンの細道」でしたが……
 
第2弾は「カレー紀行」。
「さようならのカレー」の一皿目は
2022年の初夏、栗生に誕生した「オーガニックオラクルカフェme」さんの一品
その名も「TSUTSUMIさんの豆とサバのドライカレー」。

通常メニューには載らないその日のお任せのカレー。

かつて「お食事処 ヒロ」さんだった店舗に開業されました。

しかし、
10月にはお店を閉められ、
平野の「やくしまロースター」さんで再営業。

Facebook オーガニックオラクルカフェme 

Instagram やくしまオースター

ただ、冬に入ってお店の都合でしばらく休業されています。

元気に再開なさいますように。

 

もう一皿の「さようならのカレー」は、

2021年の秋、楠川の「ラーメンたぶがわ」さんの店舗跡に開業された、ART&COFFEE SUN SUN YAKUSHIMAさんの日替わりカレー

6kakudo-tegami.hatenablog.com

平内で農業を主体とした生活に転換されるため、飲食店を廃業決断されたとか。

豊かに作物が実りますように。

 

そして、

その店舗跡に新たに誕生した「こんにちはのカレー」のお店が、

「アトリエ茶房 風芽(ほめ)」さん。

https://www.instagram.com/art.tea.home/

メニューを拝見するとお食事は「やさしいスパイスカレー」のみ。

迷う余地なくそれを頂くことに。

名前の通り、優しいスパイスの風味が香るカレーでした。

 

この日は他に用事があって、カレーを頂いてすぐ退店しましたが、

その翌日、お店の売りである中国茶を頂きに。

中国茶についてはまるで無知なので、あれこれ伺いつつ、

人によっては「正露丸」の香にも感じられるという、

もっとも個性的かもしれないお茶を選択。

その名も「ラプサン・スーチョン(正山小種)」

頂くと、正露丸というより燻製の香りがふくよかに漂い、飲み口はとてもスッキリ。

正山小種 - Wikipedia検索すると、紅茶の茶葉を松葉で燻して着香したフレーバーティーなのでそう。

スモーク好きの私の好みに合いました。

 

気さくなオーナーさんは多摩美出の作家さんで屋久島移住5年目。

https://www.instagram.com/miyukitomiyama/

店内入り口には作品を商品化されたグッズが並び、

店の奥の壁には「鹿の神様」の絵が。

 
「老後に喫茶店を営むのが夢だった」とおっしゃるオーナーさん。
お体に気を付けながら、末永く老後までお店が続けられますように。
 
そしてこんにちはの+αは、
先日の「キッチンカー特集」でもご案内したカレー二皿。
 
TRIP CURRY サバ節ドライカレー

屋久豚なんこつカレー」

よろしければ、こちらでご覧くださいませ。
敬具