拝啓
年の瀬に立ち、何やらそわそわした気分で始めた「2022年を振り返る屋久島の飲食店-さようならとこんにちは 2022」。
その第1弾は「ラーメンの細道」でしたが……
第2弾は「カレー紀行」。
「さようならのカレー」の一皿目は
2022年の初夏、栗生に誕生した「オーガニックオラクルカフェme」さんの一品。
その名も「TSUTSUMIさんの豆とサバのドライカレー」。
通常メニューには載らないその日のお任せのカレー。
かつて「お食事処 ヒロ」さんだった店舗に開業されました。
しかし、
10月にはお店を閉められ、
平野の「やくしまロースター」さんで再営業。
ただ、冬に入ってお店の都合でしばらく休業されています。
元気に再開なさいますように。
もう一皿の「さようならのカレー」は、
2021年の秋、楠川の「ラーメンたぶがわ」さんの店舗跡に開業された、「ART&COFFEE SUN SUN YAKUSHIMAさん」の日替わりカレー。
平内で農業を主体とした生活に転換されるため、飲食店を廃業決断されたとか。
豊かに作物が実りますように。
そして、
その店舗跡に新たに誕生した「こんにちはのカレー」のお店が、
「アトリエ茶房 風芽(ほめ)」さん。
https://www.instagram.com/art.tea.home/
メニューを拝見するとお食事は「やさしいスパイスカレー」のみ。
迷う余地なくそれを頂くことに。
名前の通り、優しいスパイスの風味が香るカレーでした。
この日は他に用事があって、カレーを頂いてすぐ退店しましたが、
その翌日、お店の売りである中国茶を頂きに。
中国茶についてはまるで無知なので、あれこれ伺いつつ、
人によっては「正露丸」の香にも感じられるという、
もっとも個性的かもしれないお茶を選択。
その名も「ラプサン・スーチョン(正山小種)」。
頂くと、正露丸というより燻製の香りがふくよかに漂い、飲み口はとてもスッキリ。
正山小種 - Wikipedia検索すると、紅茶の茶葉を松葉で燻して着香したフレーバーティーなのでそう。
スモーク好きの私の好みに合いました。
店内入り口には作品を商品化されたグッズが並び、
店の奥の壁には「鹿の神様」の絵が。
「老後に喫茶店を営むのが夢だった」とおっしゃるオーナーさん。
お体に気を付けながら、末永く老後までお店が続けられますように。
そしてこんにちはの+αは、
先日の「キッチンカー特集」でもご案内したカレー二皿。
TRIP CURRY 「サバ節ドライカレー」
屋久然 「豚なんこつカレー」
よろしければ、こちらでご覧くださいませ。
敬具