拝啓
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ということで、コテージご滞在予定のお客様からキャンセル通知が( ;∀;)
秋雨吹付け物寂しさが募る中、あったかいものでも頂きながら元気を取り戻そうと向かったのは
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常日頃「飛び魚ひつまぶし」の幟が気になっていながらまだ頂いておらず、この機会にと入店。
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飛び魚料理があれこれある中、今回はシンプルな「とびうおひつまぶし」に決定。![イメージ 8](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/y/y-6kakudo/20190820/20190820213554.jpg)
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カウンターの片隅にある書棚から一冊抜いて待つことしばし
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やって参りました、ひつまぶし。
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お店の方が食べ方を説明して下さった上、お盆の上に注意書きまで。
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指示通り①まずはそのまま
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ほんのり甘みと塩味が加わって程よい身の締り具合で飛び魚らしさが引き出され、
②薬味を加えて頂くと
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最後に③たっぷりアゴ(飛び魚)ダシを掛けて頂くことに。
想像していたよりずっとあっさりしたアゴダシが、ややもっちり炊いたご飯をサラサラ解き、ふんわり開いた具とよい相性。アツアツをザクザク頂くのにレンゲを置いて下さったらと思うのはルール違反かしらん。かたぎりさんが開店したのは2016年の4月(赤き子の島に生まれし雨後の昼)。それから2年半、メニューもいろいろ工夫され、地元の老若男女にも観光客にも親しまれるようお店作りをされてきたご様子。末永く、繁盛なさいますように。ところで、島には名古屋名物「味噌カツ」を出す店が何軒か。
ひつまぶしも「名古屋めし」の一つ。島には尾張と結びつく地下水脈があるのでしょうか?それともただ、甘辛いのが島民に受け入れられやすかっただけなのか……そういえば3年前の秋、屋久島丼紀行第15回 丼で寂しさを乗り越えよう で似たようなことを述べていたようで。戯言を繰り返す、年を取るとはこういうことなんでしょうね。さて明日は、ひつまぶしで頂いた元気をよりどころに台風養生です。敬具
追伸「ひつまぶし」は本来ウナギのかば焼きがベース。その発祥については、三重県津市の店で、固くて質の悪い鰻は客に出せなかったため、鰻を細かく切り刻みご飯と一緒にお櫃に入れ賄い料理として出したことが始まりだという説。愛知県名古屋市の「あつた蓬莱軒」が明治時代に考案したなど諸説あり。
いずれにせよ、名古屋で18歳まで過ごしながら高級なウナギを食べられるような家庭環境ではなかったので、食べたことはありませんでした。
追伸2このシリーズのタイトルを「ピーサバダバ」から「トッピーサバダバ」に変更いたしました。「ピー」は食品衛生上語感が良くないようなので悪しからず。