屋久島六角堂便り~手紙

自然と人が織りなす屋久島の多様性を屋久島六角堂から折々にお伝えします

屋久島トッピーサバダバ 第10回 やいてんか 飛んで火に入る島のトビ 安房 やいて屋

拝啓
 
5.18豪雨から三日目の屋久島は爽やかな風吹き抜ける快晴。
 
なのに朝の防災無線「本日(5/21)屋久島地方豪雨の影響により安房港が使用できない為……宮之浦港にて入出港致します」のアナウンス。
 
はて豪雨の影響とは何ぞ?ご滞在のお客様のご都合もあるので
買い物がてら高速船乗り場に出向き、
窓口で尋ねてみれば、
先日の豪雨で安房港の漁船が流され、海に沈んだり行方不明のままだったり。
高速船の航路に支障がないか県が確認中で、いつ終わるかわからない
とのこと。
別に漁師じゃないんだから、知らなくてもいいと言われればそれまでですが、
そんな大事なことを皆に伝えなければ、役場に対する信頼は得られぬぞと。
 
釈然としない思いで、安房の「商店街」を車で通り抜けると
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丸正ストアさんの隣に、たこ焼き屋がOPENしているではありませんか!
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その名も「やいて屋」さん。
 
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マスコットの「みどりちゃん」を紹介されて
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チラシを頂けば、本日(5/21)開店!今日から三日間たこ焼き1パックサービス!」
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ガラス窓のメニューを確認すると「島焼 飛魚ミンチ」とな。
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1パックプレゼントということなので、普通のたこ焼きと島焼を一皿ずつ注文すれば、
まずは「たこ焼き」の登場。
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お薦めは醤油を塗ってマヨネーズの上から七味を掛けるのがベストとのこと。
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言われたとおりに頂けば、天かす多めのフワトロ系。
醤油と七味がよく合います。
タコは大ダコとは言えませんが、しっかりした食感有り。
 
お次は「島焼」
こちらは塩を振りかけるのがベストということなので言われるとおりに。
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お行儀が悪いこと承知で中身を開いてみれば
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ほう、なるほどトビウオすり身のつけ揚げ入り。
タコとはまた違う食感、確かにあらびきの塩とよい相性。
 
二人のおっちゃんが手際よくたこ焼きを回し、女の子の明るい応対が心地よし。
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当面定休日なし、午前11時~午後7時の営業。
 
大阪ゆかり(出身?Uターン)のオッチャンが焼くたこ焼き。
皆に愛され、末永く繁盛いたしますように。
 
といったところで、
2018年9月にスタートしたこの連載屋久島トッピーサバダバ」も第10回。
12店をご案内をご案内してまいりましたが、
切りの良いところでいったん終了とさせていただきます。
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いえ、「あの鯖、この飛魚料理を食べずして終わるなどもってのほか」とご連絡いただければ、どんな豪雨に見舞われようと参上し、再開するかもしれませんが……
 
敬具

 
屋久島トッピーサバダバ インデックス
 
麦生  石窯パン工房 樹の実 「とびうおくんせいシングルサイズ」
安房  いその香  「首折れサバの刺身」
    農家食堂なからせ  「さば味噌」
春牧とび魚祭り 「とびまる君」
Aコープ尾之間店「さば塩焼き弁当」(398)
Aコープ安房店「さば塩焼き弁当」(420)
笹寿し 明源しの  「鯖の押し寿し」と「あぶり鯖」
Aコープ尾之間店「笹の葉鮨 のきば 鯖押し鮨」
安房 かたぎりさん  とびうおひつまぶし
安房 屋久島町漁協 トビウオ漬丼セット
安房  ファミリーレストランかもがわ焼き魚定食 サバ・トビウオ
春牧  喜楽里 焼き魚定食 サバ