拝啓
2023年11月29日。
六角堂ちんたらブックカフェ年内最終営業日。
その最中に起きたオスプレイの墜落事故。
最初の遺体を収容したのは墜落現場で漁をしていた漁師さん。
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その夜から深夜早朝まで、麦生の空には捜索ヘリコプターがバタバタ飛来。
明くる11月30日。
麦生の沖でも捜索ヘリがホバリング。
潮流の関係で、黒潮の流れとは逆の島の南部に多くの漂着物がある様子。
島の漁師さんたちも善意で捜索活動に協力。
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ただ、冬の大きな収入源となるシマアジ漁の最盛期とあって広がる不安。
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安房に出向くと、沖合には海上自衛隊の最新鋭もがみ型ヘリ搭載護衛艦『のしろ』の姿が。
海上保安庁の巡視船も。
12月に入ると香川県警のヘリコプターまで出動。
100人以上の陸上自衛隊の隊員が入島し、「災害派遣」のトラックが行き交い、公民館は捜索拠点に。
ヒマワリ咲き誇る屋久島は物々しい空気に包まれて。
捜索活動にまつわり様々なトラブルも続出。
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事故から一週間ほどたった12月4日になってやっと町役場が調整に入ることに。
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12月8日、通称クリスタル岬から種子島を望めば墜落地点付近に自衛隊の掃海艦が。
ヘリコプター搭載掃海母艦『ぶんご』。
掃海母艦『うらが』。
掃海艇『ししじま』
9日からは漁師さんたちが捜索活動の影響で漁を自粛。
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10日には8名の乗員の内7名の遺体を収容。
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屋久島空港には横田基地から飛来したアメリカ空軍の輸送機C130が空港ターミナル真ん前に駐機。
安房港にはアメリカ陸軍のアメリカ陸軍のラニーミード級汎用揚陸挺（LCU）『CALABOZA』が接岸。
やがて揚陸挺は田代海岸沖に向かいました。
そこには「うらが」型掃海母艦（ぶんご？）
https://www.mod.go.jp/msdf/equipment/ships/mst/uraga/
「あわじ」型掃海艦（305「ひらど」）
https://www.mod.go.jp/msdf/equipment/ships/mso/awaji/
安房沖には海上保安庁のヘリ搭載巡視船PLH31『しきしま』
https://www.kaiho.mlit.go.jp/.../repo.../sentei/sn00003.html
六角堂の上空には、アメリカ海軍三沢基地所属 対潜哨戒機Boeing P-8A Poseidon 363が飛来。
その夜はふたご座流星群の最盛期。
数分間でいくつもの流れ星。
ご滞在中のお客様は2時間で116個数えたそうです。
16日と17日にTrip Curryさんの間借りカフェを六角堂で催す内、
島の議会でもようやく問題に。
米軍オスプレイ墜落「米国に抗議」 屋久島町議会、全会一致で決議可決 日本政府にも原因究明求める | 鹿児島のニュース | 南日本新聞 | 373news.com
12月24日、
アメリカ軍のサルベージ船「サルボア」は25日朝から現場の海域に入り、ボートで現場の確認や、備えつけのクレーンからワイヤーを海中に投入する予定。
自衛隊の捜索活動は24日で終了とのことですが、
小瀬田沖には海上保安庁の巡視船「しきしま」が引き続き停泊して警戒中。
漁師さんたちへの補償のめどもようやく。
オスプレイ墜落 捜索協力の漁船17隻に燃料費補償 防衛省方針 | 鹿児島のニュース | 南日本新聞 | 373news.com
MoriCafeのブッシュドノエルを頂きつつ、
「船上のメリークリスマス」を迎える米軍や海保の船員さんのご苦労を思い、
いまだ一人、海底にあって見つからぬままのアメリカ空軍兵を慰霊。
一日も早く遺体が見つかり、機体の残骸回収作業が終了することを願って止みません。
敬具
