拝啓
9月は一週間島を出てあれこれ用事を済ませたり、入れ替わり立ち代わりのコテージのお客様の対応であたふた。
一息ついて中秋の名月を眺めている内、早や神無月。
9月末で廃業されたサンキュー食堂さんで最後のブタ尽くしを頂き、
12月中旬までお店を閉められるnaa yuu cafe さんで、
シャインマスカットタルトやプレートを頂いてしばしの別れを。
9月末まで秋晴れだった屋久島。
10月に入って夜風がひんやりし始めたかと思いきや、ジャボジャボ秋雨が。
そんな秋深まり行く中、新たな自家製パン屋さんが登場。
湯泊の「はまゆ」で平日に不定営業される「ぷく福（ぷく）」さん。
知人のFacebookでその存在を知り早速駆けつけると……
「福光整心体」の看板。
どうしたもんじゃろうか？とためらいつつも、
玄関を開けて入ろうとすると……施錠。
呆然と立ちすくんでいるところへ一人の男性が声をかけて下さって、
「今日は昼から閉めてしまったんです」とのこと。
「16時までパンの販売があると聞いてやってきたんですけど……」と粘れば、
残っているパンがありますので、と扉を開けて下さいました。
聞けば、奥さんがパン屋「ぷく福茶屋」のオーナーさんで、
ご主人はマッサージ「福光整心体」のオーナーさん。
カウンターに並べられていたパンがこちら。
その中から一番売りの食パンと、まるパン一つ、スコーン二種類を頂いて帰ることに。
本当はお店でチャイと一緒に頂くつもりだったのですが、今回は断念。
食パンは薄くスライスして食べると美味しいとのアドバイスを頂いたので、
一枚は生のまま何もつけずに、一枚はマーガリンを塗ってトーストに。
まるパンやスコーンはオーブントースターで程よくあっためて。
食パンは酵母パンらしい程よい酸味。
スコーンはサクホロッ系というよりモチコチッ系。
カカオレーズンよりバナナココナッツの方が万人（お子様）向けかも。
一番食感と食味が好みに合ったのがまるパン。
ご馳走様でした。
「ふく福（ぷく）」の屋号の由来は「幸せの泡がぷくぷく溢れてくるようなパン」であれとの願いによるものだとのこと。
営業日やメニューはただいまInstagramの準備中だそうで、
とりあえずオーナー森りつこさんのFacebookか
https://www.facebook.com/mori.litsuko
ご主人森福光さんの「福光整心体」のFacebookで。
https://www.facebook.com/fukumitsu.seisintai
石川発のご主人と福岡発の奥さんがあれこれあって小豆島を経由し、
この夏ご家族で屋久島に。
島の福がこれからどんどん増えますように。
さて、
この秋もう一つの飲食トピックスは新型自販機の増殖。
これまでもこのブログでは、
尾之間のガソリンスタンド脇に設置された冷凍自販機の「ウルトララーメン」や
※現在はガソリンスタンドの西側に移動。
さようならとこんにちは 2022 屋久島ラーメンの細道 第46回 こしば ＆ 屋久然 ＆ ウルトラ - 屋久島六角堂便り～手紙
長峰の「mori cafe stand」のスイーツ自販機
さようならとこんにちは 2022 屋久島ボンボンポイ 第67回 はまゆ ＆ waa_ma_no & mori cafe ＆ me - 屋久島六角堂便り～手紙
湯泊のゼリーとプリンを扱う「イエロードンク」の手動自販機などをご案内してまいりました。
こんにちはとさようなら 2023年夏までの飲食店盛衰記 - 屋久島六角堂便り～手紙 (hatenablog.com)
この秋登場したのはmoricafeスタイルの二台。
一つは長峰の「ラーメンたぶ川」さんの店頭。
なぜか「新月堂」さんのお菓子セットとTシャツが。
「準備中」に期待。
もう一つは春牧の「安永丸」さんの店頭。
こちらは、一般的な飲み物以外は空欄。
さて、何が入るのか⁈
ただいまmori cafe の自動販売機にはハロウィン限定「血まみれ指クッキー」が。
恒例行事のように三本セットを店内で屋久島ライチー茶と一緒に頂きました。
クッキーのモデルの指と比べてみるのも一興。
それぞれのお店らしさを楽しめる自販機商品の充実を願う秋雨の夜。
敬具
