拝啓
2023年元旦、午前7時過ぎ。
水平線に掛かった雲間から初日の出が顔をのぞかせました。
六角堂も穏やかな光と空気に包まれた年の始まり。
益救神社で頂いたウサギも迎春セットに仲間入り。
シャワーで身を清め、地元麦生の神さん仏さんに新年のご挨拶をと玄関を出ると、
ニャーが何かもの言いたげな風情。
たぶん一句、「ウサギ年?あたしゃ今年も猫のまま」
本当は、ウオーキングコースを歩いて回ろうとも思ったのですが、
結局ステップワゴンに乗り込み発進。
麦生の公民館の駐車場に車を止めて、最初に向かったのは弓矢八幡宮。
集落のご高齢のご夫婦が仲睦まじく、軽トラでお参りに来られておりました。
その先に本慶寺さん。
外まで響く読経が厳かに。
その先に、大山祇(オオヤマツミ)の神さんを祀った祠のある神社の入り口。
苔むす参道の先に鳥居。
その先の急な階段を登り切ると祠が。
運動不足の息切れ足ガク。
山と杜の安寧祈願。
車に戻って集落を海側に抜け、向かった先は恵比寿さん。
まずは手前の凛々しいお姿に、海の安全・商売繁盛を祈念。
奥のお顔が欠けたお姿に里の暮らしの安寧を祈願。
遠くに霞む種子島を望む麦生漁港を眺めつつ、
単純素朴に、
海を隔てた世界中の人々の暮らしが、穏やかでありますようにと願った元旦の朝でした。
つづく