屋久島六角堂便り~手紙

自然と人が織りなす屋久島の多様性を屋久島六角堂から折々にお伝えします

不可思議を知る楽しさの神巡り

屋久島のえべっさん巡り  第13回(追加編)  永田灯台と椨川の恵比寿さん

何やら楽しげな七福神が乗った宝船
インドや中国からやってきたヒンドゥー、道教、仏教由来の6人の神さんと
日本在来の恵比寿さんが仲良く相乗りしたちゃんぽん船
それは古くから住む島民と新たに海を渡ってきた移住者が混じり合って暮らす屋久島のよう

島の港のある集落に祀られる恵比寿さんのお姿から、島の暮らしも見えてきそうです

今回は「里のイラストマップ」に載っていない屋久島(永田)灯台と椨川の恵比寿さん紹介です


拝啓

これまで「里のイラストマップ」を手掛かりに屋久島の恵比寿さん巡りをしていましたが、そこに載っていない恵比寿さんがまだいらっしゃいました。

その一つが永田灯台の裏、石塀の外側に祀られた恵比寿さんです。以前から祠があることには気付いていたのですが、航海の安全を祈願する八幡様だろうと思い込み、塀を乗り越えて確かめもせずにいました。今回は何やら気になって石塀に登り、外側に掛けられたアルミの小さな梯子を下りると……

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灯台と同じ白地の祠に朱塗りの「戎」の文字も鮮やかに

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しっかりと鯛を抱えて微笑むお姿を拝見させていただきました。

脇には石碑がありましたが、文字を判読する能力に掛けているため読めませんでした。どなたか内容を教えていただければ幸いです。

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灯台を後に、宮之浦を抜けてしばらく行くと椨(たぶ)川の集落。ここにお住いで六角堂イートハーブにご来店下さったお客様から先日、手造り冊子を頂きました。

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この椨川集落案内冊子には恵比寿さんの案内も。

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これによると「里のイラストマップ」には載っていなかった三体目の港恵比寿さんがいらっしゃるとのこと。しかも「とびうおえびす」と呼ばれている恵比寿さんには何故だか6尾の魚を奉納するそうで、これは参らねばと車を走らせました。

公民館の脇から椨川の港へ

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そこにはしっかりとした祠が

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抱えられた丸い石がトビウオなのでしょうか?

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海岸に沿って岩場を少しばかり歩くと祠のようなものが目に入り

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参道のような通路を上がると

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壊れた祠がありました。港恵比寿さんは元はここにいらっしゃったのでしょうか?せっかくここまで来たので浜伝いに大浜の恵比寿さんも再度参拝。

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「鰹えびす」と呼ばれていることから、抱えていらっしゃるのは鯛ではなくて鰹なのでしょうか?

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港に戻ってお寺の脇の村恵比寿さんにもご挨拶

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丸っこい石のお姿です

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左脇の石(サンゴ?)も何かの神様なのでしょうか?

村恵比寿さんの祠の左手にはもう一つの祠が

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「さらお様」と呼ばれているなぞの神様

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にこやかに微笑んでいらっしゃるので福を運んで下さるに違いありません

それにしても聞けば聞くほど、知れば知るほど謎が見つかるえべっさん巡り。この分だとまだまだ未知のえべっさんや不思議な神様に出会えそうで楽しみは続きます。

敬具



屋久島えべっさん巡りインデックス

  尾之間の「村恵比寿」「浦恵比寿」「浜恵比寿」さん、
  原(はるお)の恵比寿さん、
  麦生(むぎお)の一対の恵比寿さん

  宮之浦の一対の恵比寿さん

  楠川の「へたの恵比寿」「オキの恵比寿」さん
  椨川(たぶがわ)の「岡(村)恵比寿」「浜(鰹)恵比寿」さん

  小瀬田の恵比寿さん
  安房の恵比寿さん

  湯泊の恵比寿さん
  中間(なかま)の恵比寿さん
  栗生(くりお)の恵比寿さん

  永田の前浜の恵比寿さんと田舎浜の恵比寿さん

  吉田の浜恵比寿さんと岡恵比寿さん

  一湊(いっそう)の一対の恵比寿さん

  志戸子の一対の恵比寿さん

  一湊の村恵比寿さん

  安房南港の恵比寿さん

  平内の恵比寿さん

  一湊の弁天さん