屋久島六角堂便り~手紙

自然と人が織りなす屋久島の多様性を屋久島六角堂から折々にお伝えします

屋久島ラーメンの細道 第47回 uta そして屋久島ラーメン31の器一覧

拝啓

先月、さよならした松峰の「こしば」さんが、

6kakudo-tegami.hatenablog.com

12月17日、安房の旧鹿児島銀行建屋に新規開店。

なんとカラオケボックスの併設ラーメン屋。

その名もutaさん。

店内に入ってまずびっくりしたのは、その広さ。

銀行だった頃の営業部分が全部ラーメン屋。

カウンターとテーブルで30席はありそう。

ひょっとしたらラーメン専門店としては鹿児島県下でも最大規模なのでは?

メニューは、「こしば」時代とほぼ同じ。

伺ったのが日曜日だったのでサービスセットは注文できず、

「ラーメン」「餃子」を単品で頂くことに。

広々とした厨房で立ち働く三人のスタッフさんを眺めながら、頂きます。

味は「こしば」時代と同じ。

 

そして餃子。

こちらは、こしばで最後に頂いた時の華麗な姿ではありませんでしたが、

お味はほぼ一緒。

 

uta」の営業時間午前11時から午後11時まで。

屋久島で昼も夜も一日中頂ける初めてのラーメン店の誕生でもあります。

(※カラオケボックスは午後12時で閉店)

 

で、ここで、

どうでもよさげなことなのですが、

utaのラーメンを頂きながら気になったのがラーメンの丼の底。

ひょっとして⁈と期待しつつ、

高血圧と糖尿病に悪いと存じておりますが、

スープをすべて飲み干すと……

残念ながら、店名やら踊る龍のマークやら「当たり」の文字は現れませんでした。

 

なんでそんなことが気になったかというと、

島のいくつかのお店の丼はこんな具合。

たぶん島で現存する最古のラーメン、八重岳食堂さんの丼には鳳凰

残念ながら閉店された味彩さんの器には愛らしい顔の龍

そして龍鳳さんの器には、まだ一桁だった頃の局番

得も言われぬ味わい、郷愁をそそる楽しさがありました。

 

で、

これまでブログでご案内した屋久島のラーメンの丼がどんなだったか、

2014年4月以降、2022年12月現在の再確認をしました。

北部のラーメン10軒。

南部のラーメン11軒。

そして今は亡き北部と南部のラーメン(とチャンポン)10軒。

計31軒。

これだけの屋久島のラーメン(の丼)一覧画像は他にないかと。

 

製作するのに3時間半を要しました。

これを人生の無駄遣いと言わば言え。

 

ひょっとしたら今回が『屋久島ラーメンの細道』のどんつきとなるかもしれません。

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敬具