屋久島六角堂便り~手紙

自然と人が織りなす屋久島の多様性を屋久島六角堂から折々にお伝えします

屋久島カレー事情 第104回 究極のカレーパスタ&離島カード割500円カキフライカレー 船行 SLOW&長峰 ハイビスカス

拝啓

ぜんざい巡りで新春気分を味わったものの、

屋久島ボンボンポイ第65回 善哉なれや、善哉なれ 寅+獅+苔+♨=新春四種 - 屋久島六角堂便り~手紙

結局お節とは無縁のまま終わった正月。

何やら物足りない思いでランチを頂く先を求めてさ迷う内、

ふと思い付いたのが船行のPASTA SLOWさん。

ほぼ二年ぶりに入店し、メニューを開けばなんと!

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ど真ん中に「究極のカレー」

これも何かのご縁かと迷わず頂くことに。

 

全品サラダとドリンク付きで1,500円。

最初に登場したのがサラダ。

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お次にカレーパスタ。

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モッチリした麺と思いのほか辛みがしっかりしたカレーの相性や良し。

トッピングされた半熟卵をつぶして絡ませ口に運べば、何やら贅沢な気分に。

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食後のコーヒーを頂いて、ほっこり一息入れさせていただきました。

 

ここで思い出したのが半世紀ほど前に登場したハウスククレカレーのCM。

あのキャンディーズが振り袖姿で「お正月を遊ぼおう!」

「お節もいいけどカレーもね♡」と歌う姿の愛らしさ。

ハウス食品の公式HPで確認すると発売は1971年で、

昨年誕生50周年を迎えたとのこと。

ククレカレー50周年記念サイト | ブランドサイト | ハウス食品 (housefoods.jp)

このレトルトカレーが世のブームになったのは1976年のCM。

六角堂に戻ってYou Tubeの画像を眺めるにつれ、

19年間の乳がん闘病の末、

55歳で亡くなったスーちゃん(田中好子)の笑顔にこみあげてくるものが。

で、

その夜ククレカレーを買ってしみじみ食べました……

とはならず、

翌日、いわゆるカレーライスらしいカレーライスをどこかで頂こうと出向いたのが、

長峰の「カレー茶房 ハイビスカス」さん。

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数年ぶりに伺うと、以前とはメニューが一新。

カレー全品1,000円に。

しかもまだ、離島カード割が使えるので、どれを頼んでも500円。

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日替わりメニューは「カキフライカレー」と聞き、

貝好きの私としては迷うことなくそれに決定。

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素朴な風情でご飯の上に居並んだカキフライ。

そして島では見ることの少ない、真っ赤な福神漬けとふくよかなラッキョウ

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ノスタルジックな仕立てに、ほの甘いセンチメンタルな気分に浸ることができました。

 

スーちゃんが亡くなったのは東日本大震災があった2011年の春。

死の直前に病床で録音され,、葬儀で流されたメッセージをネットで再検索。

www.youtube.com

わたしも、一生懸命病気と闘ってきましたが、もしかすると負けてしまうかもしれません。でもその時には、必ず天国で被災された方のお役に立ちたいと思います。それが、わたしの務めと思っています。

幸せな幸せな人生でした。心の底から感謝してます。特に蘭さん、美樹さん、ありがとう。2人が大好きでした。

映画にもっと出たかった。テレビでもっと演じたかった。もっともっと女優を続けたかった。

お礼の言葉をいつまでも、いつまでも皆様に伝えたいのですが、息苦しくなってきました。いつの日か、妹・夏目雅子のように、支えてくださった皆様に、社会に少しでも恩返しができるように復活したいと思ってます。

田中好子“いつもいっしょだよ”基金より一部抜粋)

 

スーちゃんの義妹夏目雅子さんは1985年、27歳の若さで急性骨髄性白血病により急逝。

その遺志を元にカツラの無償貸与を行うひまわり基金が設立。

一般財団法人 夏目雅子ひまわり基金 | (himawari-kikin.com)

 

生きとし生けるものすべて、やがて迎える死。

それまでの余生、何かしらのお役に立てる道を探らねばと。

 

明日をよい日にできますように。

敬具

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