屋久島六角堂便り~手紙

自然と人が織りなす屋久島の多様性を屋久島六角堂から折々にお伝えします

今しばらくのちんたらカフェ臨時休業のお知らせ

【六角堂スパイシーブックカフェ・イートハーブからのお知らせ】

梅雨は明けたか屋久島麦生

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それでも開かないちんたらカフェ

梅雨明けまでにはボチボチ始められたらと思っておりましたが
7月前半も引き続き臨時休業させていただきます
何件も何回もお問い合わせ下さったお客様には
誠に申し訳ない限りです
m(_ _)m

再開の見通しが付き次第ご案内申し上げます



拝啓

大雨警報も発令され大荒れだった夜が明けた文月一日。天気図上の梅雨前線は島から離れてぐっと北上

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月桃の花にはアゲハ蝶が蜜を吸い

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沢の木陰には名前を忘れた清楚な花咲く六角堂。

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梅雨が明けても開かぬままのちんたらカフェも、みなさまから忘れ去られてしまうのかと心配至極……

先日、所要で島の極北一湊の公民館に出向いた折、「ココも30年ほど前までは店もたくさんあって賑やかだったけど今は人がいなくなって、誰もかれもが宮之浦への一極集中だから」と。

それは旧上屋久町に限らず、人口が増えているはずの旧屋久町南部でも同じこと。

先月末には12年営業されていた「モチョムビューお食事喫茶トーン」さんが閉店されてしまいました。

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このブログでもご案内したトーンさん独特のカレーや
屋久島カレー事情 第11回  カレーには味も値段も決まりなし あっぱれなカレー

ラーメンや
屋久島ラーメンの細道 第12回 美味しい空気を頂ける店

丼や

鶏肉料理を
屋久島トリッコロール 第8回 百八つ舌の煩悩数えたり

もう頂けないこと以上に、品の良い穏かな笑顔のおもてなしをして下さるお店で、日本経済新聞をめくって過ごす時間がなくなるのかと思うと、寂しくてなりません。

県庁所在地に、東京に、ニューヨークやパリに目を向け夢を描き暮らしの場を求めるる流れから、地方へ、田舎へ、離島へと目を向ける流れに、そして大陸にではなく太平洋に浮かぶ島々に可能性を見いだす流れへとスイッチを切り替えるには何が必要か。次の選挙では、それを提起して下さる町会議員候補や町長候補に一票を投じたいと思います。

そして私自身、微力ながらも外食難民の方々のお役に立てられるよう、六角堂スパイシーブックカフェ・イートハーブもなんとかせねばと思う梅雨明け?でした。

敬具