拝啓
1月7日は七草祝いと鬼火焚き。
七草祝いは子供の無病息災を祈る、薩摩藩時代からの鹿児島の伝統行事。
鬼火焚きは、大やぐらを焼く火と竹のはじける音で正月飾りに付いていた悪霊(鬼)を追い払い、煙に当たって一年の無病息災を祈る行事。
今日は東からの強風で鬼は飛び跳ねておりました。
麦生の鬼は、年替わりで男鬼と女鬼が入れ代わり、今年は褌を締めた男鬼。
女鬼は様々な柄のパンツをはいているのが通例。
火床の準備は朝から掛かり、大変な作業。
「広報むぎお」に載せられた昨年の様子はこんな段取り。
翻る鬼の
背中には、集落の子供たちが描いた鬼の絵が張り付けられて、
自分の絵を見付けた子供は大歓声。
頃合いを見計らって、七草祝いの子供が火入れ。
今年は男の子一名だけ。
火柱が上がって煙がもうもうと。
やがて鬼に火が付き、
焼け落ちて
倒した笹竹の一枝を頂いて六角堂へ。
今しも新型コロナのオミクロン株感染拡大の真っ最中。
【国内感染】新型コロナ 1人死亡 6214人感染確認(7日18:40) | 新型コロナ 国内感染者数 | NHKニュース
鹿児島県の7日の新規感染者は三桁の110人に。
屋久島への上陸も時間の問題かと。
島の各集落で焚かれた鬼火の力で無病息災、島内安全に過ごせますように。
敬具