屋久島六角堂便り~手紙

自然と人が織りなす屋久島の多様性を屋久島六角堂から折々にお伝えします

屋久島トッピーサバダバ 第17回 島で頂く北海道と愛知県 尾之間 サンキュー食堂

拝啓

厨房スタッフご夫妻の引っ越しのため、しばらく臨時休業されていた尾之間のサンキュー食堂さん。

メニューも新たに再開と聞き早速伺うことに。

お目当てはこれ、「炙りシメサバ」。

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無類の鯖好きとしては見逃すことはできません。

そしてこちらのうどん。

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産まれてからの18年間、愛知県民ではありましたが、

三河うどん」なるものの存在を知りませんでした。

それを屋久島で頂けるとあっては、食べないわけにはいきません。

 

まずは、「炙りシメサバ」。

テーブルの上で、社長自らガスバーナーに点火。

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サバの脂に火がついてボボッと燃え上がる炎が楽しげ。

こんがり焼けた皮目が香ばしく、

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程よい酸味としっかり乗った脂で口は満足。

で、

お次は「三河うどん」の登場。

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しっかりとした腰のある太麺。

讃岐とはまたちょっと違った味わい。

上品な出汁は最後の一滴まで頂きました。

ちなみに器はまたしても狸。

狐が入っていても狸の器に変わりはないそうで。

ちなみに、こちらは以前頂いた海鮮丼。

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嬉しいのは、薬味の種類が七味に加え八味も供えられたこと。

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麦生の市橋さんの「タンカン八味」が島の風味を添えてくれました。

 

店先には灰皿供えたベンチテーブル。

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愛煙家はテイクアウトのデザートを頂いて、

モッチョム見ながら一服するのも有りかと。

 

夫婦そろって移住した板長さんの奥さんが、

明るい笑顔でフロアに立つ再出発。

末永く繁盛なさいますように。

敬具

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