拝啓GWが明けてから2週間。
屋久島では21日には20代1名、60代2名の方のコロナ感染が確認。
町のHPでは「新型コロナウイルス感染症 町内感染者の発⽣状況」でお知らせ。
20210522_Infection_status (yakushima.kagoshima.jp)
これで5月に入って10名。
更なる感染拡大が心配されますが、凹んで塞いでばかりいるのは人生の無駄遣い。
先日、島の南部の平野集落にテイクアウトのお店「HIRANO WRAPS」さんがオープンされるというチラシを頂いて
梅雨の合間の快晴の日曜日、庭仕事を終えた昼下がり、トロトロ六角堂を発進。
お店は県道沿いのまるゆう商店さんの向い。茶屋平野さんや三岳の工場の少しばかり安房より。
以前営業していらっしゃった「長井商店」さんの文字が残ったままですが、
お店の前にはちゃんと看板が。
「入口」から入ると意外と広い店内。
チラシで観たマヒマヒのラップサンドとタコライスがお目当てでしたが、
一応メニューを確認。
毎度のことながら、「今日のお薦めはありますか?」と伺えば、即座に「ファラフェル」とのお答え。
そこで、メニューの一番上にある「マヒマヒ」ラップサンド+お薦めの「ファラフェル」ラップサンドに加えて、「マヒマヒ&サーモン」のオリジナルタコライスを注文。
聞けば、ラップサンド=トルティーヤの生地をトウモロコシ粉ではなく小麦粉にしたのは国産原材料を使いたかったからとのこと。
既製品ではなく一枚一枚麺棒で伸ばして作るので、昨夜は徹夜の仕込みだったそう。
店内にはオーガニック食品会社「オーサワ」の商品も。
オーサワジャパン - 自然食品 マクロビオティック 卸 問屋
手指消毒用のジェルもオーガニック原料配合。
焼き上がったラップサンドを抱えて車に戻り、六角堂で遅めの昼食。
まずは、ラップサンドの御開帳。
クレープのようなしっとりした手触り。
半分に切って皿に盛り、
ググっと寄れば具だくさん。
まずは、「マヒマヒ」から一口パクリ。
マヒマヒはシイラのハワイ読み(mahi-mahi)。
魚臭くない?あっさりした風味にたっぷりドレッシングが絡んでえも言われぬ上品な味わい。
ああ、こんな料理を食べたかったんだと、一人納得。
続いて頂いたのが「ファラフェル」。
ファラフェル( Falafel)は、潰したひよこ豆やそら豆に香辛料を混ぜ合わせ丸めて食用油で揚げたコロッケのような中東の料理。
ファラフェル=ファラーフェルの正式名称はアラビア語で「辛きもの全ての母」と言う意味なのだそうですが、平野のファラフェルは香辛料は控えめで穏やかなお味。
マヒマヒとは別のドレッシングがまた、良く馴染んでおりました。
そして舞台は「マヒマヒ&サーモン」のオリジナルタコライスへ。
艶やかなドレッシングの掛かり具合が楽しげ。
そして、その下に隠れていた彩を増すごはん。
少しもべったりせずフカパラッと炊き上げられたターメリックライスに新鮮な驚き。
タコライス(Taco Rice)は、メキシコ風アメリカ料理のタコスの具材を米飯の上に乗せた沖縄県の料理ですが、何やら上等なイタリアンかトルコ料理を頂いているかのよう。
一気にハグハグ、ご馳走様でした。
シイラやサーモンに限らず、魚の魅力を再発見させてくれるお店が増えてくれることを願うばかり。
マスターは以前フィッシュア&チップスのキッチンカーをされていた方。
以前、島のイベントで頂いた時よりもずっと口に馴染みやすくなっておりました。
ママさんは生後3か月の赤ちゃんのママさん。
営業時間 11時〜18時
定休日 水・木
夏季より早朝弁当開始予定
※ クローズを繰り上げて午後14時までに変更されました。
お店の情報はインスタグラムでも。
🌯HIRANO WRAPS🌯(@hirano_wraps_yakushima) • Instagram
屋久島に根を下ろして芽生えたHIRANO WRAPSさんが、末永く繁盛なさいますように。
ちなみに駐車場はお店の尾之間方面に100mほど行った三岳の向いの空き地。
次回伺った折りには、聞きそびれた「なぜ看板がトラなのか」を伺いたいと存じます。
敬具