拝啓
一昨日の2021年2月13日夜、
10年前の東日本大震災の余震とみられる震度6強の地震が福島でまた。
10年前も今回も南太平洋の地震との関わりを指摘する報道も。
「バブル景気」のさなかの1990年8月以来、30年6か月ぶりに3万円を超えの高値に。
災害は忘れたころにやってくると言いますが、
時に自然災害以上に被害を及ぼす人災。
3.11でも原発の管理がチャンとなされていれば、10年経っても未だ故郷に帰れず避難生活を続けるなどと言う事態にはならなかったはず。
それでもなお、原発再稼働を進める政府を支持してきた国民の行く末や如何に。
経済もしかり。
コロナ禍での失業や自殺の増加もまた、格差拡大を放置してきたアベノミクスを支持してきた国民の選択結果。
実体経済とかけ離れた株価や仮想通貨の高騰は、巨額の財政支援を当て込んだ虚構のバブル。その先にやってくる経済破綻の姿とは……
京都で長年給与所得者として暮らしていながら定年を待たず、
離島に移住することを決意した理由の一つは、2005年に想像した近未来図。
それは「震災と戦乱とハイパーインフレ」に見舞われる日本列島。
それへの対応として目論んだのが
①都市から離れること
②温暖で水と電力が確保しやすく軍事基地から離れた地域に住むこと
③現金や預金を固定資産に代えて自営業で暮らすこと
その候補地として最適だったのが屋久島。
そして六角堂を建てた2011年春、列島を見舞ったのが東日本大震災。
移住7年目に世界を襲ったのが、あたかも戦乱であるかのようなコロナ禍。
次に来るのは、
お札が紙切れとなるハイパーインフレか、
東海・関西・四国の沿岸部が津波で壊滅する南海トラフ大地震か、
米中対立による世界経済の混乱か、
それらの結果起こる国内の暴動勃発とそれに対する戒厳令の発令か……
これをジジイの妄想と笑って頂くのは構いませんが、
笑った方、無視した方を「それ見たことか」と笑わずに済ませればこれ幸い。
その時が来るまで、あるいは余命が尽きるまで、
何かしら「世間のお役」に立てることができればなお幸い。
というわけで(と言う脈絡をご理解いただけないでしょうが)
今回ご案内するのは、
安房のSungun Burgerの新メニュー「パイコーバーガー」。
発売直後から大好評で、すぐ売り切れになるそのお姿は……
ググっと寄ればなんとまあ。
香ばしいカレー風味でカラリとした食感のブタ肉と、
目玉焼きや高菜とがよいコンビネーション。
あんぐりはんぐりかぶりつきながら、
ところで「パイコー」とはなんやったかしらんとWikiさんに尋ねれば……
「排骨(中国語 páigǔ、日本式発音:ぱーこー)は、中国語で豚などのスペアリブ、すなわち骨付きばら肉(肋肉)の意味。転じて豚のあばら肉に卵と小麦粉の衣をつけて油で揚げた中華の肉料理を指す」
「豚のスペアリブを食べやすい大きさに切り、食塩、砂糖、酒、五香粉(またはカレー粉)を混ぜたものに漬け込んで下味を付ける。30分ほど漬け込んだら、溶き卵と小麦粉を混ぜた衣をつけ、キツネ色になるまで油でからりと揚げる」
「片栗粉でとろみをつけた醤油味のタレとともに白飯にのせたものは排骨飯(ぱいこーはん)、醤油味のラーメンにのせたものは排骨麺(ぱいこーめん)」
「沖縄では排骨をソーキとよび、沖縄そばのソーキそばと、台湾の排骨麺の排骨は類似している」
とな。
中華料理を頂くことのできる店が少ない屋久島。
バーガー仕立てのテイクアウトでそれを楽しめるとあれば人気も出るはず。
バレンタインデーのお返しに2セット買って、桜の下で仲良く頂けば、
「ひと目会ったその日から・恋の花咲くこともある・見知らぬ貴女(あなた)と・見知らぬ貴男(あなた)に・デートを取り持つ・パイコーバーガー!」
※50代以上の関西人にしかわからないパロディですみません
もうちょっと気張れるゆとりがあるのなら、
ハンバーガーに加えて店内に陳列された愛らしいPONPONグッズを添えるのがベスト。
フェルトのポーチも味わい深いですが、個人的に心惹かれるのはピンクの革ポーチ。
牛革なのでしょうが色合いといい形状といい、
なにやらマシュマロにも似た愛らしいブタさんの趣きが。
六角堂にも置いてある絵本「ぶたのしあわせ」を彷彿とさせ、
ホワイトデーにはピッタリかと。
PONPONさんの小物やポーチは屋久島の田中裕子が一品一品丹精込めて作った品々。
もらって喜ばない方はいないはず。
未来の悲惨な予測が外れ、明るい3月14日を迎えられることを願うばかりです。
敬具