屋久島六角堂便り~手紙

自然と人が織りなす屋久島の多様性を屋久島六角堂から折々にお伝えします

新たなる年は薄暮か黎明か

謹賀新年

屋久島麦生の六角堂、コテージにご滞在いただけなかった皆様に、初日の出の風景をお届けいたします。

静かに静かに夜が白み始めた午前6時過ぎ、寝巻のままデッキに出ると

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水平線上に雲がたまっておりますがその上は快晴。これならばとお湯を沸かして白湯を注ぎ、ジャージを羽織ってスタンバイ。

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午前7時を回ったものの、雲の厚みの分だけ日の出は遅くなろうと思った矢先

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何とまあ、水平線と雲の隙間から太陽の姿が僅かにチラリ。

しかしこれは初日の出とは(心情的に)認定し難く、待つこと十数分。

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雲の端からわずかに頭をのぞかせ、静かに額を現し

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ここまでくれば、初日の出。

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見る間に全身顕わにし

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浴びる朝陽にニャーは沈思黙考、何をか祈らん。

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否、ただ単に眩しかっただけ。

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陽射しを受けて庭のアカバナ、ナンテンの実は燃えるよう

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湧き出す光が海を渡り、空を吹き抜け

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見る間に昇る白き日輪

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いつしかニャーは定位置に戻り、新年早々居眠り招き猫を決め込む次第。

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光差し込む静かなcafeに佇めば、チャイでも一杯入れたくなって

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今日コテージをお発ちになるお客様へのテイクアウトのご用意を。

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ときめき溢れる新たな時代の幕開けを干支一番の鼠が運んでくれることを願いつつ、ポットのお湯を沸かす元旦。

 

次回は、新たな年を迎えて思いついたブログの新シリーズのプロローグをご案内いたします。