謹賀新年
明日は島の年始を締めくくる鬼火焚き。
遅ればせながら、キジトラのニャーと共に新年の寿ぎを。
2022年、皆様のご多幸をお祈り申し上げます。
コロナ禍に揺れた2021年の大晦日。
安房のサンガンバーガーで年越し蕎麦ならぬ、年越しボンゴレを頂き、
六角堂に戻って風呂で身を清め、初詣へと。
今年も除夜の鐘をつかせて頂こうと向った先は宮之浦の久本寺さん。
ところが門前は真っ暗。
スマホの明かりを頼りに石段を登るものの、本堂の扉は閉ざされて……
鐘楼もひっそり闇の中。
事情は分からぬまま、とぼとぼ山門を出て向かった先が益救神社。
一店の屋台も出ていない暗い参道を進み、
まずは拝殿で一年の無事に御礼。
すると境内に笛の音が響き渡り、
奉納太鼓の始まり。
ドンドコドコドンと力強い太鼓の響きに身を委ね、
鬼の火の揺らめきにホ~~とため息。
年が明けた後、巫女さんから縁起の干支を頂いてゆるゆる六角堂に帰着し就寝。
空の白み始めた7時前に初日の出を拝もうと母屋のデッキに出てみたものの、
水平線には厚い雲。
カメラを構えて待つことしばし、微かに一点陽が灯り、
みるみる光の足が海面に。
やがて雲の上から、明けましておめでとうございます。
コテージは新たな陽に染まり、
ハイビスカスが燃え立つ元旦。
細やかながら、益救神社で頂いた干支の引継ぎ式を挙行。
今年も、コテージやカフェに多くのお客様をお迎え出来ますように。
朝食後、
麦生の神さんにお年賀廻り。
まずは、弓矢八幡さん。
その足で山の神(大山積神)さんへ。
そして海辺の恵比寿さんへ。
クルリと回って正八幡さんへ。
社を巡って、
今年も宇宙に浮かぶ小さな星の命の巡りに、
心躍らせ心静かに過ごすことができますようにと一礼。
そして寅年の恵みに与ろうと向かった先は、
タイガーマークのヒラノラップス。
新春限定のぜんざいとスープ餃子でほっこりと。
ここから始まる新春ぜんざい巡りは後程、
屋久島ボンボンポイ - 屋久島六角堂便り~手紙でご案内申し上げます。
何はともあれ本年も、
島内外の皆様が、
ゆるゆるゆんるりお過ごしいただける六角堂を目指します。
どうぞ変わらぬご愛顧くださいますよう、お願い申し上げます。
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