屋久島六角堂便り~手紙

自然と人が織りなす屋久島の多様性を屋久島六角堂から折々にお伝えします

傷つきてなお熟す実のかぐわしさ

拝啓

今日から長月九月。一日は立春から数えて二百十日、関東大震災記念日でもあります。ついこの前長い長い梅雨が明けてやっと夏になったかと思っていたのに、天気図ではもう秋雨前線が掛っている模様。屋久島麦生も夜半の雨が上がったこと思ったら、昼前から雷雨です。

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荒天で長崎辺りでは漁船が何隻も転覆して行方不明者も。

六角堂の庭樹も先日の台風16号の風であおられていくらか痛みましたが、レモンの実は擦り傷が付いたものの落ちずに頑張ってくれています。

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バナナも葉が何本か折れましたが、ニョッキリ実が伸び始めました。

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庭先の健気なフルーツの成長を見守れるのも、島暮らしの楽しみの一つかもしれません。

敬具

追伸
先の写真を取った翌々日にはバナナが二段になりました。さて何段まで増えてくれるのか、楽しみです。

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