屋久島カレー事情第35回島に逃げ極楽とんぼの島カレー「南の村の豆カレー」

拝啓

8月も残りわずか、もう夏休みも終わりかと思いきや、すでに島の小学校でも二学期の授業が始まっているとか。

これも文部科学省推進の学力テストの影響でしょうか。

いくら授業時間を確保をしたところで、こどもの心や体がシャキッとしなければ学力とやらも伸びないでしょうに。

しかも夏休み中から新学期早々、全国各地で自ら命を絶つ子らが続々と。

新潟の焼死体は高１男子　自殺とみて捜査

高１女子、自殺か　ＪＲ千葉駅構内ではねられ死亡

電車にはねられ男性死亡　中学生が飛び込みか

江東区で中2男子、飛び降り自殺か

電車にはねられ中学生？死亡　始業式の朝、自殺か　群馬

高１女子が高層マンションから転落死　新潟、自殺か

始業式前日に…中２女子が飛び込み自殺か神奈川・大和市

当人の辛さは言うまでもなく、先立たれた家族や教師の無念、後悔はいかばかりか。

追い詰められた時、跳ね除け乗り越える力がないのなら安全な所へ逃げるのが一番。

それがどこか思いつかない時は、とりあえず屋久島に逃げてきてください。

六角堂(http://www.yakushima-h.com/)はそんなあなたの避難所です。

それに屋久島には癒し系や元気萌え燃え系のカレーのお店も其処此処に。

そんなお店の一つが平内の「サウスビレッジ」(http://yakushimasouth.wix.com/south)さん。

土・日・月・火営業のランチメニューの豆カレーをいただきに行ってまいりました。

ムング豆やレンズ豆が主体の豆カレーが多い屋久島で、ごろごろひよこ豆の入っているのが特徴。

スパイスは控えめであっさりタイプの優しい豆カレーです。

スープも野菜の具だくさんの健康志向。

そうそう、こうした豆カレーの対極にあるかのようなあの常識破りの「萬萬亭」さん。

小瀬田の県道際の看板がなくなって久しく、休業されたかと心配して奥の道に分け入っていくと……

健在どころか、お店の壁に貼り付けられた大きな看板が威容を誇っていました。

自分が住んでいる町の「常識」、自分の家の「常識」にからめとられて身動き取れなくなった人に、「こんなに違う生き方もあるんだ」と実感させてくれるのが屋久島なのかもしれません。

敬具

追伸：六角堂スパイシーブックカフェ・イートハーブの次回営業は9月13日(日)からの予定です。

毎度のチンタラトロトロでご迷惑をおかけいたしますが、ご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。

これまで紹介した「屋久島カレー事情」インデックス

第34回「浜辺でスパイシー」

一湊海水浴場「カレー専門店屋久島カレーグロース」

第33回「ここは南国」

安房「ジャングル・キッチン近未来」

第32回「どこでもカレー」

楠川「楠川ふれあいセンターじょんこう茶屋」

第31回モーニングカレーパン

尾之間「ペイタ」

第30回ガッツリ登山弁当カレー
安房「かもがわ」
第29回パワーアップして帰ってきたAmara
安房「新Amara 南国酒場」
第28回京都からやってきたアジアンカレー
尾之間「バリスタイルレストラン＆バー Warung Karang(ワルンカラン )
第27回ラーメン屋のカレー定食
宮之浦「王龍（ワンロン）」
第26回カレーやってます
尾之間「手打ちそば屋」

第25回縄文登山のカレー
安房「杉の茶屋」
第24回新しい春のカレー
尾之間お食事処「春」(リニューアル店)

第23回年季の入ったかわいい系喫茶店

小瀬田「花鈴」

第22回島に溢れるなんでもありの多様性
安房「屋久どん」

第21回輝くカレー
安房「島・しまキッチン」

第20回たしかにしか
宮之浦「カフェ・ヒトメクリ」

第19回金曜はカレーの日
宮之浦「陽だまり」

第18回家路
安房「和が家」

第17回求めるものは店それぞれに
宮之浦「洋食の寺田屋」

第16回カァッツ!
小瀬田「愛子亭」
春牧「ふれあい」

第15回ここは屋久島
安房「萬来軒」

第14回海の見えるカレー
宮之浦「Bay's Caf'e Jane」
安房「和茶灯（わさび）」