屋久島六角堂便り~手紙

自然と人が織りなす屋久島の多様性を屋久島六角堂から折々にお伝えします

屋久島カレー事情第121回 宮之浦の本格レトルトカレー自販機と本場インド・ネパールカレー

拝啓

とある方から一つのミッションが。

「宮之浦に出現したカレー自販機を探せ」。

私にとってこの手の指令は全然インポッシブルではございません。

と言う訳で、発見したのは屋久島高校のすぐ近く、

以前このブログでもご紹介したスイーツ屋「Romy Mary」の壁際。

屋久島あいすくるりん 第32回 屋久高前から未来を覗く 宮之浦 Romy Mary - 屋久島六角堂便り~手紙 (hatenablog.com)

自販機のメニューは「牛すじ黒カレー」と「ローストビーフ」。

眼に入った値段を見てビビりましたが、

よく見ると「300g 2人前」の表示。

何やらスパイス状のものがふり掛かっております。

※ウインナーみたいなのが浮かんでいるように見えますが、これはスマホを握った私の指が写り込んだもの。

「二人前にしても少しばかりお高いか」と思いましたが、

ここはそれ、好奇心が勝って千円札を挿入。

するとガコンと落ちたレトルトカレー

六角堂に戻って説明書通り調理開始。

備蓄してある冷凍白ご飯もチンして盛り付け。

写真はお茶碗一杯分のご飯と300gのカレー。

肉を掬えばこの通り。

口に運べば……

まずはフルーティーな甘酸っぱさが広がりました。

バナナとマンゴーチャツネ?

そして少しばかりヒリリと。

トウガラシ系ではなくコショウ系の辛味。

いわゆる典型的な洋風ジャパニーズカレーの味わいでした。

 

屋久島高校の教室や部室に備え付けの電子レンジがあれば、

家から持ってきた冷凍ご飯と一緒に、

恋人同士熱々分け分けして食べるのには良いかも。

と言う訳で、

Mission Completed

 

この前日、

同じ宮之浦の一軒の店で「開店の儀式」が執り行われておりました。

その店の名は「すばらしい」

11月初旬オープン予定のインド・ネパール料理店。

大分に本店があり、社長は「サブコタ・ビダン」さん。

料理長は「ムハット・バラ」さん。

あと二人の従業員ともにネパール人。

 

なんでもこの日がお店を開く上でネパールの大安吉日?一粒万倍日?だとかで、

本オープンする前に、人を招いて商売の真似事をし、

千客万来商売繁盛を神様に願うのだとか。

そのセレモニー(と言っても出された料理を食べるだけ)に参加するご縁を頂きました。

厨房をのぞかせて頂くと、

おお、タンドール

ナンやタンドリーチキンを焼く炭焼き窯。

残念ながらまだ炭が到着していないとのことで、

今日は未稼働。

頂いたのはスープとサラダと、手羽元チキンやポテトのカレー煮(サブジ)。

そしてナンと豆カレー。

ネパール系の優しいお味でした。

 

準備されていた店内用メニューはこちら。

ランチメニュー

気になったのはこちら。

ディナーメニュー

気になったのは注意書きの下から二段目。

「水タバコ」!

今までどこのインド料理屋でも見た覚えがありません。

試してみたい!

でも、この屋久島で10人揃えるのは難しいかも……

 

深まり行く秋の屋久島、

盛り上がらない町長選+町議補選よりカレーの方が熱量高そう(では困ります)。

敬具