屋久島六角堂便り~手紙

自然と人が織りなす屋久島の多様性を屋久島六角堂から折々にお伝えします

波に似てゆたりゆたりの恵比須顔

屋久島のえべっさん巡り  第8回  一湊
何やら楽しげな七福神が乗った宝船。インドや中国からやってきたヒンドゥー、道教、仏教由来の6人の神さんと日本在来の恵比寿さんが仲良く相乗りしたちゃんぽん船。それは古くから住む島民と新たに海を渡ってきた移住者が混じり合って暮らす屋久島のようです。
島の港のある集落に祀られる恵比寿さんのお姿から、島の暮らしも見えてきそうです。

拝啓

今回の屋久島のえべっさん巡りは島の北真北にある一湊集落の恵比寿さん紹介です。

一湊は島には数少ない海水浴場でダイビングのスポット。夏は賑わいますが、春先には人影もなく、海に藻が漂っていました。

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えべっさん巡りばかりでなく、島の集落探訪の強い味方『屋久島一周  里のイラストマップ』(監修:生命の島、絵と文:田中ミエ、発行:有限会社生命の島平成18年10月15日)ですが、何故かこの一湊集落の恵比寿様だけは紹介されていません。

これまでの経験から見当を付けて漁協の建物の周辺を探索してみるとやはりいらっしゃいました。港を見下ろす小高い場所に。

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祠が二つ並んでいるのは、本来別の場所に祀られていた岡ヱビスさんと浜ヱビスさんが同じ場所に寄り添っているからなのでしょうか。

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どちらもどことなくお地蔵さまにも似た穏やかなお顔です。

さて、いよいよ次回はえべっさん巡りの最終回。志戸子集落の恵比寿さん紹介です。

敬具

追伸
後日、一湊の村恵比寿さんを見つけてお参りしました。その様子は第10回として紹介しております。