屋久島六角堂便り~手紙

自然と人が織りなす屋久島の多様性を屋久島六角堂から折々にお伝えします

桜鯛顔もほころぶ岡ヱビス

屋久島のえべっさん巡り  第7回  吉田
何やら楽しげな七福神が乗った宝船。インドや中国からやってきたヒンドゥー、道教、仏教由来の6人の神さんと日本在来の恵比寿さんが仲良く相乗りしたちゃんぽん船。それは古くから住む島民と新たに海を渡ってきた移住者が混じり合って暮らす屋久島のようです。
島の港のある集落に祀られる恵比寿さんのお姿から、島の暮らしも見えてきそうです。

拝啓

吉田は平成14年のNHK朝ドラ「まんてん」の舞台になった集落。永田から宮之浦に向かって車で5分ほど、断崖を臨む県道の峠を登って下ると港が見えてきます。その港に面した小屋の前に「浜ヱビス」さんはいらっしゃいました。

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お顔は雨風による風化のためかほとんど判別できなくなっていますが、供えられた島の焼酎の賑わいから、恵比寿さんが地元の方からとても愛されてことが伝わってきます。

港から県道に戻って吉田のバス停の手前を山側にぐっと入る細い道を進むと、三叉路に待っていて下さったのが「岡ヱビス」さん。

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独特なお顔立ちで、脇に抱えている鯛も何やらひょうきんな表情。楠川の恵比寿さんと兄弟のような風情があります。

さて、次回のえべっさん巡りは一湊、そして志戸子の恵比寿さん紹介です。

敬具