屋久島六角堂便り~手紙

自然と人が織りなす屋久島の多様性を屋久島六角堂から折々にお伝えします

静かなる島の宵々々恵比寿

屋久島のえべっさん巡り  第3回  楠川~椨川

拝啓
 
島の恵比寿様巡り、今回は楠(くす)川と椨(たぶ)川の恵比寿さんを紹介いたします。宮之浦と同じく、楠川も椨川も岡と浜に対をなしていらっしゃいます。
 
■ 楠川の恵比寿様
 
楠川の恵比寿さんは楠川天満宮(天神さん)を挟んでいらっしゃいます。楠川天満宮と言われてもどの辺りかぴんと来ない島の方でも、県道脇に「ドラえもん」にすごく似ている像が立っている所を海側に入った辺りと言われれば見当がつくはず。
 
山手には「ヘタのヱビス」さん。
 
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何とはなしに南の海から来られたような雰囲気を持っていらっしゃいます
 
そこから坂を下って楠川天満宮の前を通り、漁港に出た所にいらっしゃるのが「オキのヱビス」さん。
 
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着飾っていらっしゃって、お姿は良く拝見できませんでした。
 
■ 椨川の恵比寿様
 
楠川から車で数分南に下ると椨川の集落。椨川のバス停の山手すぐに「岡ヱビス」(村ヱビス)さんはいらっしゃいます。
 
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二つ並んだ右手の祠には
 
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丸い御神体の恵比寿さん。

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その左手には「さらお様」と呼ばれているなぞの神様も祀られています
 
県道を挟んだ浜にいらっしゃるのが「浜ヱビス」(大浜の鰹ヱビス)さん。
 
如何にも屋久島といった雰囲気の小道を抜け
 
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波打ち際に恵比寿様はいらっしゃいます。
 
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来た小路を帰り際に振り返ると
 
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夕暮れが迫ってシルエットとなった祠の向こうに、穏やかな海が広がっていました。
 
古くは「大漁追福」の漁業の神、今では「商売繁盛」「五穀豊穣」をもたらす神として祀られる恵比寿さん。思わず関西弁で「えべっさん、よろしゅうたのんまっせ」と声を掛けてしまいました。
 
 
次回は、小瀬田と安房の恵比寿様をご紹介いたします。
 
敬具

追伸
六角堂のお客様から椨川の港には「とびうおえびす」と呼ばれる恵比寿さんがいらっしゃることを教えていただき、後日訪ねました。
その案内はこちらからどうぞ  → 不可思議を知る楽しさの神巡り