拝啓
昨日、「こんにちはとさようなら 2023年夏までの飲食店盛衰記」と題した記事をupいたしましたが、
今朝、InstagramとFacebookで意外な記事を発見したため、
その続編を急遽作成。
その一つが安房の弁当＆朝食の「あまやどり」さん。
今朝、屋久島ロースターさんのInstagramで営業の様子を発見。
どこにそんな店があるのかとググってみると……
3年前に廃業されたはずの「できたて屋２」さんが表示され……
あれこれ検索し直すと「できたて屋2＝あまやどり」と判明。
じっとしていられずお客様のチェックアウトの後、ステップワゴン発進。
できたて屋時代の弁当受け渡し場所の趣きは変わり、
弁当の名も「あまやどり弁当」……売り切れ。
店内に入って「朝ごはん頂けますか？」と伺えば、どうぞどうぞの笑顔が三つ。
お薦めの「和定食」を選択。
素直においしい。
明太子がうれしい。
聞けばそもそも「できたて屋２」は、
ご夫婦が新婚の45年前、建物の二階で始めた「喫茶店 あまやどり」が発祥。
20年前に「弁当 できたて屋２」とされたものの、
あまりの繁忙とコロナの到来によって店を閉じたそう。
ちなみに「できたて屋」は近所にあった団子屋さんの名前だったとのこと。
それが2023年4月、
一階をリフォームし、地下室にしまってあったイスやテーブルを運び出し、
「あまやどり」として再オープンされたとのこと。
正真正銘の昭和の佇まい。
朝6時からの弁当販売と朝食の提供。
一見の価値ありです。
で、気になったのが45年前の安房のこのあたりの様子。
現在Googlmapでこうなっている地域を
『屋久町郷土誌』をひとめくり、ふためくりして照らし合わせてみると……
昭和20年の住宅地図。
この時はまだ今の安房大橋はありませんでした。
昭和40年。
平成2年。
安房大橋開通後。
今の街並みになっていて、現モスバーガーの場所にはパチンコ屋が。
平成12年。
パチンコ屋はなくなりましたが、キャバレードリームが存在していました。
で、結局地図上からは『あまやどり』を確認することはできませんでした。
が、こうした探索は年寄の暇つぶしと思われても仕方ありませんが、
新たな島起こし、町の未来の活性化のヒントを与えてくれるとも。
『屋久町郷土誌』を愛読する住民が一人でも増えることを願います。
さて、
もう一つは悲報です。
尾之間のサンキュー食堂さんが9月末で閉店のお知らせをFacebookに掲載。
プレオープンされた2021年10月、
このブログでもその様子をご案内いたしました。
その後2年ばかり、
昭和歌謡が流れる店内で何度も食事を楽しませていただきました。
屋久島からの撤退、残念です。
日本の南には台風三連。
今日島を離れたコテージのお客様は、フェリー屋久島2欠航のため宮之浦港に車を止めおき、後日航送の手続きをされ、
ご自身は高速船で鹿児島港に向かわれました。
さて、明日から月が替わって九月。
ご来島予定のお客様のご無事なご到着を願うばかりです。
敬具
