屋久島六角堂便り~手紙

自然と人が織りなす屋久島の多様性を屋久島六角堂から折々にお伝えします

オミクロンの来ぬ間に 鹿児島探索 変わった屋台と変わらぬ喫茶

拝啓

沢山のお客様に離島カード500円割引でお食事をお楽しみいただいた昼cafe終了後、

所用でいそぎ鹿児島へ。

こちらは離島カード割の半額でJACの飛行機を利用。

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鹿児島中央駅に付いたときにはもう真っ暗で、

イルミネーションがチカチカ。

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夕食は、

鹿児島中央駅西側に再開発された高層ビルの一階に入った、

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※翌朝撮影

「屋台横丁」とは、どんなもんじゃろと覗きに。

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なんとなく、とある街のガード下、あるいは地下街にでもいる気分に。

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ぐるっと一周して入ったのは結局、

「大阪名物串カツ田中」。

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激辛ソースを掛けた「紅しょうがの串カツ」は、

屋久島どころか鹿児島でも口にすることができない一品。

お値段はリーズナブルでよかったのですが……

どの店内でもみなさん、

マスクなしで大声爆笑のひと時をお過ごしでした。

コロナかなんぞは過去の話?

それともオミクロン株到来までの息抜き?

 

人々が楽し気に飲み食いする風景を眺めながら、

懐かしく思い出したのは

多くの市民・観光客に惜しまれつつ2020年12月、

閉店した「かごっまふるさと屋台村」。

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【2020年12月31日閉村】かごっまふるさと屋台村 | 観光スポット | 【公式】鹿児島市の観光・旅行情報サイト|かごしま市観光ナビ

ビルの一角のテナントと、夜空が見える路地の屋台とではやっぱり大違い。

 

そもそもここは、

喫茶「門」があった場所。

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今はなき昭和の香りに満ちた喫茶店も、ああ懐かしい。

と言う訳で、

翌日の昼に訪れたのは、

まだ再開発の嵐に見舞われていない再開発ビルのさらに西側にある喫茶店

「珈琲 ぼうたん」

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飾窓にはピエロの人形

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珈琲には「かるかん」が添えられて。

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ひと時のくつろぎ。

ただ、こちらのお店は昭和のマンマなので喫煙OK。

嫌煙家には不向きかも。

そういえば、

あの天文館の銘店「BLUE LIGHTS」もすでに閉店。

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いまは悲しいことにうどんのチェーン店が入居……

 

「BLUE LIGHTS」もまた、喫煙OKでしたが、

天文館通の東側には、

同じLightの付く喫茶店「LIME LIGHT」も喫煙可。

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20禁なのがまた楽し。

まだ入ったことがありませんが、

店内にチャップリンの映画音楽なんぞが流れていたらなお楽しかろうと。

 

あたふたバタバタと用事を済ませ、屋久島行きの最終便に登場。

乗客は7名。

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時代の流れの中で、

今まで通りにするためには今まで以上の努力が必要。

新しく何かを始めるには、今までと違った工夫が必要。

さて、屋久島はこの冬をどう乗り切るのか。

官民、本気で力を合わせる時なのでは。

敬具

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