屋久島六角堂便り~手紙

自然と人が織りなす屋久島の多様性を屋久島六角堂から折々にお伝えします

屋久島トリッコロール第29回(最終回+2) to Yakushima ostrich from Anbo J&S chicken

拝啓

昨日、これに関する出来事でかなりのショックを受け、再々度のトリッコロール。

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その内容をお伝えする前にまず……

コロナ禍で店を閉めた飲食店もある屋久島で、仄かに熱を帯びているの鶏肉料理。

先日「復活」のご紹介をした安房じぃじ家さんのランチも試させて頂こうと、

翌昼伺うと、店先にでで~んと看板。

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メニューは「親子丼」と「手羽元カレー」の二種類。

今回は親子丼(味噌汁付)・席チャージ料金なしの税込660円を注文。

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前夜、カレーに付くはずだった味噌汁を出しそびれたということで、お詫びのタンカン付き。

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弾力のある鶏肉の触感良し。

鹿児島・屋久島人好みの郷土の味を味わいたい観光客の皆様にはピッタリの甘味かも。

そしてもう一軒。

じぃじ家さんから歩いて2分、県道を渡ったモスバーガーの奥にあるのが言わずと知れたSUNGUN BURGERさん。

ここで最近登場したメニューが「てりやきバーガー ポテト付き600円」と「てりやきチキンライス650円」。

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今回は「てりやきチキンライス650円+100円のドリンクセット」をコーヒー付きで頂くことに。

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目に鮮やかな紅ショウガが印象的。

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ボリュームたっぷりのてりやきチキンはしっかりとした食べ応え。

ここにバーガーにはこれでもかと付いてくるポテトが数本でも乗っかっていれば、彩・味わい両面でググっとグレードアップするのにと思うのは欲張り過ぎか。

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何にせよ、小さな島の小さな集落のお店の新メニューが鶏肉料理なのは、

「迷った時は唐揚げ定食」「考えるのが面倒ならば唐揚げ定食」「弁当の具に外せないのは鶏モモ唐揚げ」の屋久ならではのことかと。

 

それならば、鶏を超越した六角堂の新メニューの具はあれしかない!

2年前の二つのブログ記事で思わせぶりに予告した「オーストリッチカレー」

そこで、適当な仕入れ先を探そうと「鹿児島産 ダチョウ肉」でネット検索すると……

真っ先に現れたのが「ダチョウ肉を加工・販売する鹿屋市の鹿児島県オーストリッチ事業協同組合が破産申請の準備に入った」と報ずる朝日新聞のこの記事。

南日本新聞にも。

コロナ禍での消費減少がとどめを刺したとのこと。

そこで、鹿児島県オーストリッチ事業協同組合フェイスブックをチェック。

鹿児島県オーストリッチ事業協同組合

「世界初?全国初のダチョウの ”オーガニック” を認証頂きました。」と記された2018年2月1日の記事が最後の投稿。

組合の公式webサイトを確認すると

消えていましたΣ( ̄ロ ̄lll)ガーン

 

と言う訳で、3月のお雛さんの頃に予定していたちんたらBook cafeのメニューに「オーストリッチカレー」が登場することはなくなりました。

ただ、ダチョウさんの可能性が失われたわけではありません。

かつて頂いた大阪府堺市の「ライダーズ・カフェマッハⅢ」さんの「白いダチョウカレー」は今でも健在?

「ダチョウバーガー」を紹介されるライダーの方も。

 

間もなく再開されるGOTOトラベル。

アフターコロナの観光の波に乗る新たな観光資源を掘り起こすためにも、

屋久島本島や口永良部島の牧場をダチョウ牧場に転換する夢を失いたくない。

その可能性を切り拓いてくれる町会議員候補や町長候補者に一票を投じます。

敬具

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