拝啓
11/27日配信の日テレのWEBニュースで見た「完全非接触型」ファストフードの近況。
つい最近、東京目黒に開店した「ブルースターバーガー」は、客席無しのテイクアウト専門店。
アプリで注文し、代金もクレジット払い。
店頭では受け渡しボックスに入っている商品を受け取るだけとか。
また、「ケンタッキー・フライド・チキン」では店内に入ることすら不用の「ピックアップロッカー」を実験的に展開中とか。
コロナ第三波が押し寄せている都会では、こうしたスタイルも喜ばれるでしょう。
店員との接触は完全になしで、安全・安心……でしょうが、
正直、つまらん。
ハンバーガー一個であっても、「今日は何を頂こうかな?新作ある?」
などと尋ねながら注文し、
マスターやママさんと無駄口叩きながら頂けるお店こその外食。
そんな願いにぴったりのお店が安房の「sungun burger」さん。
先日は「月見バーガー食べたいし、パテはダブルでがっつり食べたい」という、
無理なお願いにも「何とかしましょう」と作って下さったのが、
「特注ポークベーコンエッグバーガーw」。
たんまりポテトとジンジャーエール付きで1,000円ちょっきり、
街では食べられないこの充実感と野性味。
豚は屋久島産の黒豚。
どんなもんだの一品。
実はこの前夜、お店を訪れたところすでに完売で頂けず、
口がハンバーガーになっていたので斜め向かいの「モスバーガー」さんに行ったばかり。
入り口に掲げられた「とびきり 赤ワイン&ビネガー 国産燻し豚ロースとチーズ」という恐ろしく長い商品名に引き寄せられてのこと。
ポテトとジンジャーエール付きで1,200円。
一口かぶり付くと赤ワインの香りとビネガーの酸味が口いっぱいに広がって、
如何にもの街の味らしさに、なるほどねぇ。
人口1万3000人を切り始めた屋久島。
お店それぞれ多種多様な味わいを楽しませて頂くためにも、
このコロナの禍いを福に転ずるためにも、
町役場には移住促進の政策をしっかり実現していただきたいものです。
敬具