拝啓
小瀬田の樹林さんでオーロラカレーとチーズケーキをいただいた後、ドラモリに寄ってお目当ての種子島牛乳を買おうとするとすでに売り切れ。
ありゃりゃと思いつつ、取り敢えず次の目的地、
昨日Facebookで拝見した、このチーズケーキを頂きに……
志戸子の猫屋敷カフェ、kiinaさんへ。
入店前、ネコの願いに従って手指をちゃんと消毒し、
入口わきのメニューボードを確認。
チョコバナナケーキにはコーヒーが相性良しとのお薦めに従って注文。
今年の1月から2月にかけて行われた『第1回屋久島カフェ巡り』では、タンカンチーズケーキをいただきましたが、
その時の画像がこちら。
そして今回のチョコバナナチーズケーキがこちら。
同じくチーズケーキと名乗れど、その装いも味わいも全くの別物。
フォークをグイっと差し込めば、何やらバズーカ砲をドキューンと打ち込んだような質感と量感。
一掬い、口に運べばチョコバナナの衝撃がドドーンと打ち寄せ、しっとり濃密な味わいが波紋のように拡がって。
誰でも簡単……と軽視されがちなチーズケーキですが、寿司屋の玉子焼きではないですが、作り手のセンスや人柄が否応なくにじみ出るのがチーズケーキだと改めて認識。
後からお越しになった顔見知りのおっさん連中も交えてしばし歓談。
小瀬田のSAMSの旧社屋が「プチフードコートになるらしい」やら、「益救神社脇の悠々さんが閉店されたようだ」だの、
食にまつわる話題で盛り上がるのも、気さくなkiinaの楽しみ。
で、kiinaのケーキを食べたことが無い知人用にワンカット包んで頂いて、
向った先は話題になった宮之浦の「浜焼き 悠々」さん。
幟も看板も消えた店内の壁に残されたキャッチコピーがもの哀し気。
先日は、安房の「じいじ屋」さんが廃業されたことを聴いたばかり。
「持続可能な飲食店」の経営の難しさを実感する秋。
同業他業を問わず、知恵を出し合い刺激し合って島の元気を産み出せればと願う、台風襲来直前の屋久島。
敬具
追伸:この記事が収まっているブログのカテゴリー『屋久島ボンボンポイ』。
その名の由来は2018年11月10日の第1回記事でご案内したように
屋久島ボンボンポイ第1回 島生まれ島育ちカフェ smiley
「青柳ういろう」のCMソングの歌詞「ポポポイのポイ お口へポイ」が起源。
http://www.aoyagiuirou.co.jp/qanda.html
人々に笑顔をもたらし、街の真似事に終わらぬ新たな島菓子の誕生と成長を願って「屋久島ボンボンポイ」とタイトルを付けさせていただきました。
お時間が許せば、こちらから過去記事をどうぞ。