屋久島六角堂便り~手紙

自然と人が織りなす屋久島の多様性を屋久島六角堂から折々にお伝えします

島は今、虹の季節。まもなくタンカンの季節です。

拝啓

荒れ模様の続く屋久島空と海。

フェリー屋久島2は欠航し、JAC鹿児島発の午後の便も欠航。

そんな屋久島空港を通り過ぎようとした刹那、海上の異様な色彩が目に入り、

mori café standさんの脇に緊急停車。

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平らな虹は、あたかも海から湧き出るオーロラのよう……生のオーロラ観たことありませんが。
露出補正をしながら何枚もシャッターを切る間に光は移ろい、見飽きることなし。

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買い替えたばかりのスマホでも一枚カシャリ。

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AIの眼にはこんな風に見えるのかと感心しきり。

後から思ったのは、ちょうど昼時、その場から車で30秒の喫茶樹林さんのオーロラカレーを食べればよかったということでした。

 ネットで調べてみればこれは「水平虹」と呼ばれているもののよう。

島の南部ではダブルレインボーがかかる一方、宮之浦で霰や霙が降ったとの知らせも。

明日からご滞在予定のお客様が無事ご到着されることを願うばかりです。

島に虹が溢れ、まもなくタンカンの収穫も始まるこの季節。
都合が付けばトランク一つ手に提げて、ゆるゆる過ごしにお越しください。

敬具