屋久島六角堂便り~手紙

自然と人が織りなす屋久島の多様性を屋久島六角堂から折々にお伝えします

海亀の里を見守る恵比寿かな

屋久島のえべっさん巡り  第6回  永田
何やら楽しげな七福神が乗った宝船。インドや中国からやってきたヒンドゥー、道教、仏教由来の6人の神さんと日本在来の恵比寿さんが仲良く相乗りしたちゃんぽん船。
それは古くから住む島民と新たに海を渡ってきた移住者が混じり合って暮らす屋久島のようです。
島の港のある集落に祀られる恵比寿さんのお姿から、島の暮らしも見えてきそうです。

拝啓

島の北西の端にある永田集落。西部林道に入り口には屋久島(永田)灯台があり、奄美や沖縄に行く船を見守っています。


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この日はすっきりしない天気でしたが、噴煙を上げている口永良部島も間近に見えます。

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永田の浜は永田川の西側にある松林の美しい前浜と、東側のウミガメ産卵地でもある田舎浜に分かれています。その両方に恵比寿様はいらっしゃいます。

■ 永田 ー 前浜の恵比寿様

県道を交番から浜に枝分かれする道を進むと、集落の突当りに海岸への通路があります。その松林の中にポツリと恵比寿様の祠がたたずんでいます。

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真ん中の恵比寿様はお顔が見えなくなってしまっていますが、他の神様や海亀と仲良く過ごしていらっしゃる様子がとても楽しげです。

■ 永田 ー 田舎浜の恵比寿様

前浜から永田川を渡るとすぐ、「恵比寿町バス停」が目に入ります。

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その浜側に赤い鳥居。そこに恵比寿様の祠があります。

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大黒様と仲良く並んだお姿は、何やらゆったり。気品があります。この祠は昭和の終わりに移築された様子。

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大漁と安全無事への願いが恵比寿様を守り続けているのでしょうね。

次回は、吉田の恵比寿様紹介です。

敬具