2月の六角堂スパイシーブックカフェ・イートハーブは15(日)・16(月)・17(火)からスタートします。
拝啓
二週お休みをいただいた六角堂イートハーブ。15日(日)からの再開です。今週のイートハーブのカレーは定番のキーマとミックス豆カレーに加えて、「チキンと野菜のまろやかだけれどスパイシーカレー」をご用意します。また、MOEMOEスープは春めいた季節に合うように少しばかり衣替え。これまでよりもスパイスを控えめにして野菜の風味を立たせたお味で萌え燃えしていただければ幸いです。
お休みをいただいた間、京都に帰郷したのは節分の日。フェリーに乗る前に、縁起担ぎで豆まきセットを購入。
鹿児島港から京都まで920kmをちんたら走り抜け、馴染のインド料理屋を梯子。その一軒、寺町高倉下ルにある「アジャンタ」のカレーの味はそれほどでもないのですが、お代わりし放題のニンジントマトスープはスパイシーかつまろやかでお気に入り。
萌え燃えスープをグレードアップさせるためのヒントを頂きました。
テンポスやらニトリやらイオンやらコーナンやらでカフェやコテージの備品を買い込む合間、地元の「六角堂」六地蔵大善寺にも参り。
西宮ではゆるきゃらヱビスさんにも励まされました。
頂いた福を込めて、一味違った春のカレーに取り組みます。
さて、くどいようですがイートハーブはカレー屋ではなく、スパイシー・ブック・カフェ。初心に帰って春を迎えようということで今週の絵本特集は『たまご』です。
六角堂「明冥文庫」の卵にまつわる絵本は10冊ばかりありますが、カフェの楕円テーブルに並べさせて頂いたのは次の4冊です。
■ 『たまご』
作:ガブリエル・バンサン、発行:BL出版1986年初版
文字のない絵本です。巨鳥が産み落とした巨卵が何を象徴しているのか!ガブリエル・バンサンの絵には独特の迫力と哀愁が漂います。
■ 『おひさまのたまご』
作:エルサ・ベスコフ、訳:石井登志子、発行:徳間書店2001年初版
春を待つ気持ちが伝わる北欧の絵本。森に落ちていた、大きくてだいだい色のまあるいものを「おひさまのたまごだ!」と思いこんだ妖精は……
■ 『たまごにいちゃん』
作:あきやまただし、発行:鈴木出版2001年初版
ずーっとたまごでいたいと思っていたまご兄ちゃんの自立の一歩に共感を覚える子供たちも結構いるのでは。
■『おかあさんのたまごのはなし いのちがうまれるとき』
作:松田和洋・遠矢美緒、発行:南方新社2006年初版
不妊治療の専門医が命の始まりをファンタジックに解き明かした絵本。その後半は妊娠に関する解説書になっています。安房の「泊書店」でも売っています。
これらの作品以外に、美味しい卵が登場する次の作品も目に留まりやすい場所においております。よろしければ手に取ってご覧ください。
■ 『ぐりとぐら』 作:中川李枝子・大村百合子、発行:福音館書店1963年初版
■ 『おしゃべりなたまごやき』作:寺村輝夫・長新太、発行:福音館書店1972年初版
■ 『ぞうのたまごやき』 作:寺村輝夫・長新太、発行:福音館書店1984年初版
■ 『妖怪食堂』 作:広瀬克也、発行:絵本館2013年初版
■ 『おひさまパン』 作:エルサ・クレヴァン、訳:江國香織、発行:金の星社2003年初版
■ 『地図絵本 日本の食べ物』 発行:素朴社2004年初版
15日は「2015サイクリング屋久島」(http://www.eco-ride.info/outline.html)が尾之間スタート→ゴールで催され、「やくしま手づくり市」(http://yakujinjya.exblog.jp/)も尾之間で同時開催。応援やお買い物がてら麦生の六角堂にも是非お立ち寄りください。
焼き菓子と一緒にお飲み物を楽しんで頂ける『焼き菓子セット』もご用意しております。うららかな早春の午後を六角堂イートハーブでゆったりおくつろぎ下さい。
敬具