屋久島六角堂便り~手紙

自然と人が織りなす屋久島の多様性を屋久島六角堂から折々にお伝えします

殻を割る思い漲るタヌキーマ

拝啓

今週日曜日は六角堂スパイシーブックカフェ・イートハーブ第46回営業日でした。サイクリングや手づくり市などのイベントのある日だったので、お客様もあまりいらっしゃらないのではと思っていたところ、11月の末に焚キャンドルさんと一緒に行ったイベント「新月ナイトキャンドル」(http://blogs.yahoo.co.jp/honeycomcabin/12600450.html)の時と同じほどのお客様がいらしてくださり、誠にありがとうございました。

ただ、人手不足のため召し上がって頂くまでに長らくお待たせしたり、席をご用意できずにご迷惑をお掛けしたお客様には大変申し訳ないことをいたしました。

また、今日月曜日は炊飯器の故障のため早くからいらしてくださったお客様には随分とお待たせしたり、午後からはホットサンド用のパンが品切れ、夕方にはカレーもご飯も売り切れてしまい、せっかく遠くからお越しいただいたにもかかわらずお食事を召し上がって頂けなかったお客様には、重ねてお詫び申し上げます。

そうした中でも、お子様連れで絵本を手に取ってくださったり、お客様が途切れた静かな時間にはゆっくりとお食事やお茶を楽しんで下さったお客様もいらしたことが何よりです。

しかも、今年初めて六角堂の裏メニュー「タヌキ―マ」を召し上がって下さったお客様もいらっしゃいました。

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萌え燃えスープのキーマカレーうどん
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ミニターメリックライス付

まもなく開店10か月。「慣れないせいで」と言い訳することもできなくなりつつありますが、相変わらずのバタバタトロトロ。どうぞ今後ともご御見限りなく御愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。

そうそう、今週の絵本特集『たまご』を気に入って下さったお客様もいらっしゃるようなので、次の二冊を1Fフロアのカウンターに追加しました。

■ 『たまごサーカス』
作:ふくだじゅんこ 、発行:ほるぷ出版2013年初版

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イタリア・ボローニャ国際絵本原画展に3回入選した作家・ふくだじゅんこがコラージュでえがく、ゆかいでぶきみな物語。「割れるのを怖がってちゃ立派なタマゴとは言えねえぜ」というセリフが決めです。

■ 『魔女のたまご』
作:マデライン・エドモンドソン、絵:ケイ・シューロー、訳:掛川恭子、発行:あかね書房1978年初版

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人間を怖がらせるのが仕事の意地悪くてへそまがりな魔女アガサ。そんなアガサを変えたのは一個の卵でした。ヒトが変わるきっかけを知りたい人にお勧めの一冊です。

来週も引き続き『たまご』の特集をいたします。どうぞごゆっくりお楽しみください。

敬具