拝啓
梅雨に突入して四日目の屋久島。
気温も上がっていよいよ「流し虫=羽化した白蟻」到来の予感。
一方、屋久島のコロナ感染は拡大の兆しが。
15日夕方の防災無線では、また新たに2名の新型コロナ感染が確認されたとの放送が。
これで屋久島町での感染者は通算21名ですが、GW明けの一週間で3分の1の7名。
2021年5月15日_町内の発生状況 Infection_status (yakushima.kagoshima.jp)
これから数日の動向が島の明暗を分けるかもと。
町民が適切な対応を取れるよう、役場が迅速かつ確実に情報を行き渡らせ、
具体的かつ有効な対処行動を促して下さるのを願うばかりです。
こんな時、不安に駆られて未確認の情報に振り回されたり、
妙な思い込みで事態を軽視しリスクを自ら引き込まぬようにしたいもの。
それには、心をしっとり頭をシャッキリさせるのが肝要。
そのお手伝いをしてくれそうなのが「屋久島緑茶ミルク」のかき氷。
先日伺った湯泊のはまゆさんの「屋久島緑茶ミルク」がこちら。
ググっと寄れば、お茶の粉彩々。
見た目は地味ですが、一口掬えば滋味豊か。
一方、永久保の雪苔屋さんの「屋久島緑茶ミルク」がこちら。
ググっと寄れば、お茶の葉サーラサラ。
ミルクの甘味とお茶の渋みのバランスが絶妙。
雪苔屋さんお得意の白玉ぜんざいを加えた「屋久島風宇治ミルク金時」の登場が待たれます。
(写真は願望、実物ではありません)
さてここで問題なのは、
なぜ「抹茶ミルク」ではなく「緑茶ミルク」なのかと言うこと。
粉末のお茶を抹茶だと思っていらっしゃる方も多いようですが、
抹茶は覆い下栽培で育てられたお茶の葉を手摘みし揉まないで乾燥させた碾茶(てんちゃ)を「茶臼」でひいたもので、粉茶や粉末茶とは別物。
屋久島は隠れた茶所で、茶園や製茶加工場がいくつもありますが、「抹茶」を製造している茶園を寡聞にして存じません。
で、多分はまゆさんも雪苔屋さんも「屋久島抹茶ミルク」ではなく「屋久島緑茶ミルク」なのかと。
いずれの緑茶ミルクかき氷も、
白谷雲水狭の苔と沢水を連想させてくれる屋久島情緒たっぷり。
心静かに楽しめば、自ずと見える自然の摂理、人の為すべき道。
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似て非なるお茶の違いを詳しく知りたい方には次のサイトがお薦め。
「抹茶」「粉茶」「粉末茶」は違うものなの?インスタント緑茶って何? | お茶とお菓子とお道具と。
抹茶:覆い下栽培の碾茶を茶臼でひいたもの
粉茶:煎茶の製造過程で出るいわゆる「出物」
粉末茶:煎茶を粉砕機などでくだいたもの
と、三種の違いを分かり易く解説して下さっております。
話は最初に戻って流し虫。
例年、夏至の頃が梅雨本番なので、陽が落ちて真っ暗になる夜8時が群舞の幕開け。
こちらは2016年6月26日の乱舞ショー。
ところが今年は平年より19日も早い梅雨入りとあって、7時40分ごろには真っ暗に。
早めのショータイムに気がつかずにいると……悲惨なことに。
今夜のショーは雨天中止の模様で一安心ですが、そんな時こそ彼ら彼女らの生態を学びかえす良い機会かと。
それには「シロアリ1番!は創業46年、防除率99.73%の老舗」のシロアリコラムがうってつけ。
よろしければどうぞご覧くださいませ。
シロアリってどんな生き物?プロが徹底解説!【予防・駆除・対策】
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etc.
敬具