屋久島六角堂便り~手紙

自然と人が織りなす屋久島の多様性を屋久島六角堂から折々にお伝えします

トッピーサバダバ 第12回&弁当三昧 第17回 トビウオとサバの共演 春牧 安永丸

拝啓

日、一日と大晦へ向かう屋久島。

このブログ食のシリーズ屋久島トッピーサバダバ」と「屋久島弁当三昧」 の

2020年最終回を飾るのは、

こちら春牧の安永丸さんのテイクアウト鮨。

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12月9日(水)~12日(土)まで弁当・惣菜販売中。

 

屋久島近海は国内有数のサバやトビウオの好漁場。

その海に乗り出すトビウオ漁船が安永丸。

屋久島は、

大隅諸島、吐噶喇列島、奄美群島沖縄諸島宮古列島八重山列島大東諸島八重山列島尖閣諸島と連なる南西諸島の北の端

今、お隣の馬毛島の軍事要塞化が進められる中、

島と海の未来を憂える方々が様々な活動展開中。

馬毛島ボーリング調査 漁業者が鹿児島県を提訴へ | 南日本新聞 | 373news.com

 

その一方政府は今、このコロナ禍に真っ向と、

離島の無人化を防ぎ領土保全を強化するため、観光業を後押しする5000円分の旅行割引を検討中。

このままでは戦後、

学校や社会の眼から隠された蛍の光」の三番・四番の歌詞が戦前のように、

卒業式で子供たちが歌わされれる日も近いのではと危惧する年末。

三番
つくしのきわみ みちのおく 筑紫の極み 陸の奥
うみやまとほく へだつとも 海山遠く 隔つとも
そのまごころは へだてなく その眞心は、隔て無く
ひとつにつくせ くにのため 一つに尽くせ 國の為

四番
ちしまのおくも おきなはも 千島の奥も 沖繩も
やしまのうちの まもりなり 八洲の内の 護りなり
いたらんくにに いさをしく 至らん國に 勲しく
つとめよわがせ つつがなく 努めよ我が背 恙無く

 

そうした世情に負けない元気を付けるためにも、

安永丸さんの暖簾をくぐり、

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より取り見取りのお弁当から

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「炙り締め鯖棒寿司」と「飛魚棒寿司」を頂くのもよろしいかと。

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炙り締め鯖棒寿司はサバの柔らかな触感と炙りの香味、

飛魚棒寿司は飛魚の弾力と塩味が屋久島らしさを際立たせ

いずれも程よい酢飯具合が秀逸。

安永丸さんの営業については安永丸 | Facebookでもご覧いただけます。

 

棒寿司を熱いお茶と一緒に頂いていたら、

かつて某女子校で生徒たちに綴っていた「学級通信 ~手紙」のことを思い出しました。

もう10数年ほったらかしにしたままの私設HP

ProjectG マイノリティの交差点」に、その文章が残っています。

2003年度 最後の手紙 2004/03/01

2003 3-1 進路シリーズ 空を仰いで その19

新たな戦前へと足を踏み出したこの国で、共に生きていくために

 

これを書いた10年後、私はガッコノセンセを辞めて屋久島へ。

遠い昔の話ですが、今この時の話でもあります。

敬具

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