拝啓
今回ご案内するリンゴのお菓子はこちら。
十日ほど前から島のスーパーや八百屋さんの店先に、「秋映」という名の深紅のリンゴが並んでいます。
去年まではあまり見かけなかったので、どんなんやろとググってみると。
1993年に登録された長野県が主産地のリンゴだそうで、「皮が濃い紅色をしているのが特徴、甘味と酸味が調和していて、果汁が多く香りも良好」、「アップルパイやタルトなどに使ってもよいでしょう」ということなので、
キャラメリゼして、以前お店に出した“焼きリンゴのチャパティサンド”を作ってみようかと思いつつ、面倒が先に立って手を出せず仕舞い。
やはり、お菓子は買うに限ると立ち寄ったのが春牧のシイバさん。
この前伺ったときはアップルパイさんはお留守でしたが、今日はご在店。
コロナ対策でまだイートインコーナーは休止中、店内では頂けないので、
六角堂にお連れ申し上げました。
しっかりしたパイ生地に焼きリンゴがギュッと詰まって400円はリーズナブル。
久しぶりに自分で淹れた珈琲と一緒にサクサク感を堪能させて頂きました。
さて、次に巡り合えるりんごのお菓子はどんなんやろか。
それに思いを馳せるのが、秋を生きる細やかな支えです。
敬具